脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『鉄子の旅』

高学歴が読んでそうな本 低学歴が読んでそうな本:哲学ニュースnwk
自己啓発本だけは読んでる人と友達になりたくないなあ。因みに私の最近読書履歴はこちら。しかしなんど見ても統一感のないカオスな蔵書だ。


 人間関係で人よりほんの少しトラブる事の多い私ですが、転職してからというもの実に平穏。何でかしらんと見まわしたら、周りの連中殆ど同世代の中高一貫の男子校出身者ばかりでした。そら居心地もいい訳だ。そう考えるとやっぱり同レベルの生育環境って重要ですね。階級制度が横行するわけだ。


SRWT進捗

発車のベルが鳴ったまだひと気のないホームで

 JR全駅制覇を成し遂げた稀代の鉄オタトラベルライター横見浩彦が誘う、深くて広い鉄道マニアの世界。そんなもんには一切興味のない漫画家菊池直恵は何処まで連れていかれてしまうのか。


 鉄女ブームのパイオニア漫画にして最高峰。鉄オタが書いた漫画はどうしても豊富すぎる知識と迸る愛情が空回りしてなんだかなあな出来のものがほとんどですが、本作はコーディネーターと作家の完全分業により見事なバランス感を保っています。なんとも見事なボケとツッコミで良質な漫才でも見てるかのよう。のちに正統続編も含めフォロワーは沢山出てきましたが、結局は始祖にして究極のこの作品を超えるものはまだ出てきていません。そう考えると菊池女史の漫画力偉く高かったんだなあと改めて感心。
 水曜どうでしょうのサイコロの旅と並んで旅情を誘う作品です。長期休暇の準備をしてからどうぞ。

揺られゆくいつまでもかわりばえしない景色

 鞄に本だけ詰め込んで、の貧乏旅行大好きな私は必然的に電車に揺られることが多くなっています。なんで電車ってあんなに読書に向いた環境なんでしょうね。てなわけでこれからもきっと電車にはお世話になることでしょう。人口減と地方崩壊で先行きの見通しの暗い鉄道業界ですがこれからもまだまだ頑張って欲しいものです。

MOTO(e)R MAN 鉄子の旅

MOTO(e)R MAN 鉄子の旅


super bell"z なんかアリかもね

帰ってきた今日の一行知識

鉄子」は流行語大賞にノミネートしたことがある

2007年でその時の大賞は「どげんかせんといかん」と「ハニカミ王子」。個人的にはこの年印象的だったのは「そんなの関係ねぇ」。当時1度目のピークを迎えていた結婚ラッシュの披露宴で何度聞かされたことか。