脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

田島弥平旧宅

VIPPERな俺 : はだしのゲンの思い出
GS美神キン肉マンと並ぶ個人的漫画オールタイムベスト候補。啓発書としてもホラーとしても人情ものとしてもギャグとしても楽しめる欲張りな作品です。


 日本経済停滞の原因は「減点法の教育」にあると痛感しきり。企業経営において一番大切な「現場のリーダー」クラスの連中が、それに毒されてリスクの過大評価やりまくるんだからたまったもんじゃあありません。「高等教育」ってのはそういった意味でも大事なんですね。


DQⅪ進捗

  • ファンタスティック入手。称号:「ルーレッ党総裁」

伊勢崎田島弥平宅

田島弥平旧宅
 群馬県伊勢崎市境島村にある歴史的建造物。明治初期に大きな影響力を持った養蚕業者田島弥平*1が自身の養蚕理論に基づいて改築した民家である。「近代養蚕農家の原型」とも言われるその旧宅は、2012国の史跡に指定され、2013「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産として世界遺産リストに登録された。(wikipediaより修整引用)


 今回向かうは埼玉県と群馬県の国境にある田島弥平旧宅。JR高崎線岡部駅で下車してそこからトコトコ1時間強のお散歩。地平線でも見えるんじゃないかって位の一面の田園風景は圧巻。その彼方に見える西に聳える日本アルプスと北に聳える群馬三山の威容は見事の一語。ただ1時間歩く間殆ど風景変わんないんであっという間に飽きますが。
 そうして食傷の果てに辿り着いた田島弥平旧宅の感想はただ一言。母方の実家の江田島や京都で選挙手伝ってた頃に左京区北部で死ぬほど見かけたよくある田舎の庄屋さん。解説パネルがなければ、否あっても正直全く何が凄いのか・・・。取りあえず玄関先に飼われてたワンちゃん*2はとってもラブリーでした。

豊かに広がる緑の桑畑

 先年の世界遺産登録でふんだんに予算が付いたんだろうなあってのが想像に難くない、明らかにオーバースペックな駐車場と暇を持て余してる*3警備員&案内人の皆さんに涙がちょちょぎれました。世界遺産が何でも観光地化出来ると思うなよ!ってのは地方創生に命を懸ける地方役人の皆さんには酷な要求でしょうか。

まゆの思い

まゆの思い

帰って来た今日の一行知識

鳥類・哺乳類以外で完全家畜化されているのはカイコのみ
節足動物としての信念はないのか!つーか、カイコ的にはヒトと共生してる感覚なんだろうなあ。死せる餓狼か家畜の安寧か難しい選択ですね。

*1:島村勧業会社第2代社長。緑綬褒章。父弥兵衛。旧名:邦寧。島村式蚕室を開発し、日本の近代養蚕技術の礎を作った。代表作:『養蚕新論』(著作)他。

*2:なんと現在も実際に人が住んでます。んなとこ観光地にすんな

*3:ぼそりと3人目って呟いてたのが聴こえた。師走とは言え、晴天の土曜日の正午でそれはいくら何でもまずいんじゃないかと他人事ながら。