痛いニュース(ノ∀`) : 「ワタミ」渡邉美樹氏、都知事選再出馬に意欲 「私欲のないトップリーダーが求められている」 - ライブドアブログ
言いたいことは沢山ありますが、取り敢えず一言、「失せろ!」
実家から魔都東京に戻って恒例の体調不良。人間の脳は所詮生命機械に過ぎないのだと再確認。一行動起こすごとに考え込まなきゃいけないのはまさに処理落ちそのまま。もうちょっと体を労わってあげよっと。
- 作者: 高山正之
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1988/08
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
あぁ、汝が大地は尽きる事なき魂の泉か
イラン Iran
アジア南西部の共和国。高原地帯を占め、ペルシア湾・オマーン湾に臨む。正称:イラン・イスラム共和国、Jomhori-e-Islami-e-Irân、Islamic Republic of Iran。旧称:ペルシア。首都:テヘラン。面積:164.8万㎢。人口:5978万人(1994推定)*1。
西はトルコ・イラク、東はアフガニスタン・パキスタン、北はアルメニア・アゼルバイジャン・トゥルクメニスタンに接し、カスピ海に臨む。北にエルブールズ山脈、南西にザグロス山脈が連なり、その間がイラン高原となる。気候は乾燥し、ステップと砂漠が広がる。農牧地帯であるが、石油開発により経済が急速に発展。古代からアリアーナ、ペルシアとして名をとどめてきたところで、文明発祥地の一つ。1979イスラム革命によって、'25以来のパーレビ王朝が崩壊し、イスラム共和国となる。'80イラクとの戦争が勃発。主住民はペルシア人。主言語はペルシア語。主宗教はイスラム教シーア派。通貨はリアル。(『コンサイス外国地名事典 第3版』より引用)
厚いベールに包まれた謎の帝国の素顔と暗部を鋭くえぐる痛烈なルポルタージュの体をとった、特派員のお気楽ご気楽滞在記。名物記者高山氏の筆になるだけあってイスラムの悪習を断罪する筆致も、007の真似事に勤しむ娯楽パートもどっちも楽しく読めます。イラン・イラク戦争で、現代のグレートゲームのプレイヤーとして、新参ながらも奮戦するホメイニ一派という位置づけで描くのは見事。イランの崩壊は間近と予見してるのが、後知恵で見るとちょっと残念ですが、それもご愛嬌。イラクの崩壊とISISの擡頭で盤面ぐちゃぐちゃになる前の古き良きゲーム盤としての中東を楽しみたい方は是非ご一読を。
そして汝に永遠の不死を
イギリスが種を蒔いて、アメリカというかブッシュが完全無欠にひっかきまわした中東のカオス。ISISは一向に衰えを見せず、全く解決の端緒も見えません。これに比べると極東のごたごたなんて可愛いもんだなぁと改めて。北朝鮮さん中国さん、まだまだもうちょっと分かりやすい悪役でいてね。
- アーティスト: Hairydreams
- 出版社/メーカー: 605697 Records DK
- 発売日: 2016/05/25
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログ (1件) を見る
*1:2012現在約7560万人