脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『ムンクを追え!〜『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日』

痛いニュース(ノ∀`) : 【都構想】 20代、30代、40代、50代、60代が賛成多数 70歳以上が反対多数 → 結果「反対」 - ライブドアブログ
高齢化社会と民主主義はここまで相性悪いんですね。


 祝艦これイベント初完走。公*1*2ともに忙しかったので、甲乙乙丙丙丙のヘタレ極まりない難易度選択が功を奏した模様。いつかは甲勲章狙える日が・・・来たら来たできっと社会人として終わってますね。

艦これ進捗

  • 「発令!第十一号作戦」打通作戦!ステビア海を越えてクリア。連合艦隊旗艦:千歳改二。

SRWZⅢ天獄篇進捗

ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日

ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日

Take me through the darkness to the break of the day

記念すべきリレハンメル五輪開会式の朝、ノルウェー国立美術館から忽然と消えたムンクの『叫び』。人類の宝を再び陽の光の下に取り戻すためロンドン警視庁美術特捜班の誇る鬼才チャーリー=ヒルが行く。


 ムンク盗難事件の捜査の顛末を描いたルポルタージュですが、それだけでは紙幅を埋めきれなかったか、古今の絵画盗難事件の紹介にも浮気してて、正直ちょっととっ散らかった印象。中盤奇人チャーリ−=ヒル伝になるのも、突き抜けてない中途半端な変人なので感情移入も憧れもし辛い出来。では、敵役の大見得に期待と行きたいところですが、全体を流れるテーマが、美術館も所蔵家も、挙句の果てには盗難犯すらも防犯犯行計画及び美術品の管理が実に杜撰なことへの嘆きなので、快盗の出る幕はございません。終盤の詐欺師と詐欺師の虚々実々というか全員が腹に一物抱えて騙し合う様はなかなか壮観なので、クロサギとか好きな人には楽しめるんじゃないでしょうか。

Won't somebody help me chase the shadows away

 現代芸術はとんとわかりませんが、中近世の西洋絵画はこっそり大好物な私ですが、大問題が一つ。一緒に美術館めぐりしてくれる知的で清楚な相方がいないこと。出不精なせいで流石に一人で行く元気はないんだよなー。誰か一緒に行ってはくれないもんですかねえ。

Definitive Collection

Definitive Collection


帰って来た今日の一行知識

ムンクの『叫び』で叫んでいるのは真ん中の男ではなく周りの世界
あの有名な男は耳を塞いで恐怖に耐えてるところだとのこと。絵画の観賞ってのは難しいですね。