脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『戦争の日本史20〜世界史の中の日露戦争』

【韓国】 セウォル号沈没事故まとめが酷すぎるwwwwwwwww : 兄弟分ナロウゼ@芸能・野球まとめ
三豊百貨店崩落・大邱地下鉄放火に並ぶOINKな事故。これだから韓国ウォッチャーはやめられません。


 地域の同職親睦会でボーリング。103・70・91の低調なスコアに終わりましたが、スペアの取りきれない詰めの甘さに自分の人生が象徴されてる気がしました。


SRWZⅢ時獄篇進捗

艦これ進捗

  • 北方海域北方海域全域攻略中。第一艦隊旗艦:赤城改。

世界史の中の日露戦争 (戦争の日本史)

世界史の中の日露戦争 (戦争の日本史)

誰もが英雄を讃えても

日露戦争
 明治三十七(1904)年勃発した韓国・満州の支配をめぐるロシアとの戦争。日清戦争後、ロシアは三国干渉により日本が割譲した遼東半島を清国に返還させるとともに韓国・清国に進出し、1898大連・旅順の租借権、東支鉄道の敷設権等を得、更に1900義和団事件後は満洲に大軍を駐留させ続けた。これに対し日本は'02日英同盟を締結し、ロシアと満韓交換論を基礎とした交渉を行うが不調で、遂に開戦に至った。'04.2.8日本は旅順港外でロシア艦隊を攻撃して戦端を開き、'04.2.10宣戦布告。陸軍は韓国内を北上して鴨緑江を渡った第1軍、大連北方に上陸した第2軍、新編成の第4軍で'04.9遼陽を占領し、'05.1第3軍が旅順を攻略。'05.3全4軍の総攻撃で奉天を占領し(奉天会戦)、'05.5日本海海戦バルチック艦隊を破って戦局を優勢にした。しかしこの段階で日本は財政上の限界から、ロシアは革命運動激化から講和へと動き、'05.9.5米大統領*1の斡旋でポーツマス講和条約を締結した。この戦争で日本は韓国の植民地化を進め、遼東半島租借権、東支鉄道南部支線(満鉄)等の権益を手に入れて満洲に進出、帝国主義国の地位を確立した。国内では賠償金のない講和に怒った民衆により日比谷焼打事件などが起り、民衆の政治的台頭をもたらした。(『岩波日本史辞典』より引用)

 戦争の日本史日露戦役編。前史から後代への影響を俯瞰的客観的な視点で冷静に解説。冷徹な分だけ、近代日本最大の勲を題材にした熱狂が全く感じられないのが非常に残念。「後世神格化されたけど実際の日本軍はこんなに失敗の連続だったんですよ」ってのが語り口の基本姿勢なので燃えようがありません。そんな陸軍はさておいて海軍さんの方に目を向ければ、こちらは近代海戦へのパラダイムシフトとして描かれているので陸さんに比べればまだ燃えどころがあります。まあ、勝因は陰陽物心両面にわたるイギリスの援助のおかげって結論が先にあるのと、主題のひとつに「日露戦争の勝利体験の聖域化が日本軍の進歩を妨げた」って負の側面の紹介があるので基本日本ディスなのは変わらないんですが。以上出来は非常にいいんですがなんだかとっても煮え切らない読後感の残る勿体ない本でした。もっとドストレートに日本軍の快進撃を描いた痛快娯楽作が読みたいよう。

戦いが終わったと報せを聞きました

 永遠の0や艦これなどで再評価の機運の高い先の大戦。それに比べて、日露戦争は何だか蔑ろにされてる感が否めません。日本の否、全有色人種にとっての奇跡の勝利を語り継ぐのは英霊の子孫たる我々の義務だと思うのですが。

帰って来た今日の一行知識

日露戦争まで戦艦を鎮めるには衝角での突撃しか不可能だと信じられていた
砲撃は飽くまで相手の抵抗力を弱めるための補助攻撃で沈黙させてから拿捕するか衝角突撃で勝負を決めるかの二択だった模様。何だかウルトラマンのスペシュウム光線を思い出させますね。実はあんまり役に立ってないとこも含めて。

*1:Theodore "Teddy" Roosevelt, Jr。アメリカ第26代大統領。米西戦争で名を挙げニューヨーク州知事に就任。マッキンリーの死により大統領職を継ぐと、棍棒外交と内政改革を推進。反トラスト法の制定やパナマ地峡の確保など多くの功績を残し、名大統領としてラシュモア山に彫像を刻まれた。