脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『中国の歴史 上』

【早稲田大学】小保方晴子のコピペ博士論文に衝撃の事実…小保方「マスコミが騒いでる論文は下書き、製本した早稲田大学は撤回しろ」→早稲田「本物の博士論文なんて知らねーよ」:ハムスター速報
凄ぇ、ここまで来てまだ突っ張るか。人間成功者たるには執念が必要ですね。


 暇に任せて約一年ぶりに保父さんの真似事。きっかり一年分大きくなってた子供たちに抱っこや肩車せがまれまくって、情けなくも一時間そこそこで遁走。ああ腰が痛ぇ。


艦これ進捗

中国の歴史(上) (岩波新書)

中国の歴史(上) (岩波新書)

命重ねて歴史紡いだある

 長江文明黄河文明・夏・殷・周・春秋・戦国・秦・漢・三国・晋・南北朝・隋・唐・五代十国・宋・元・明・清・民国・中共。4000年を超える歴史と文化の幕が今上がる。


 副題もなしに『中国の歴史』と大上段に振りかぶった貝塚大先生の歴史的名著。三分冊の上巻は先史時代から三国時代まで。周代あたりまでの考古学的考察は正直退屈ですが、秦代以降になって歴史学の守備範囲に入るともうこれでもかと言わんばかりの知的興奮の大洪水。貝塚茂樹ここにありを感じさせてくれます。流石に新書という関係上各時代に費やす紙幅が非常に乏しく食い足りなさは感じますが、入門書としては過不足なくまとまっており、間違いなく良著です。中国の人口が6億人を割ってる頃―約半世紀前―に書かれた本なので現代において鵜呑みにしてしまうには非常に怖いものがありますが、教養の一環として読んでおいてもいいのではないでしょうか。

我侭できた昔、懐かしいあるよ…

 「キサマ等のいる場所は既に我々が2000年前に通過した場所だッッッ」の烈海王氏の言を待つまでもなく、圧倒されしきりな中国古代史。キリストが生まれた頃には当邦や西洋の中世封建時代を先取りしていたのだと考えるとうすら寒いものがあります。今でこそ共産主義という業病に蝕まれ迷走を続けている彼の国も早く本復して中華帝国の威容を取り戻してほしいものです。その時こそが真の日中友好の第一歩と信じます。目指せ、経典の民の文化寡占打破。

ヘタリア キャラクターCD Vol.8 中国

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帰って来た今日の一行知識

殷代の王墓には約数百人の兵士が一緒に殉葬されている
当時の動員可能兵力が約3000〜5000と推定されているのでそれのほぼ1割に当る人数。現代の感覚では、人道的観点を抜きにしても欠員の補充どうすんだとか突っ込みどころ満載なんですが、当時の人にとっては死後の世界の存在の確信があったんでしょうね。ちょっと羨ましいな。