脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『とある魔術の禁書目録4』

2chスポーツニュースナビ 【芸能】中居正広「初音ミクのライブで1万人も集まることが理解できない」
安心してください。多分十数年後には「なんで生身のおっさんが数万人も動員できてたのか意味わかんない」って言われるようになってますよ。


 年末寒さに耐えかねて炬燵を導入してしまったせいで、今年はつーか今年も見事な寝正月に。これならまだ大人しく当直でもしてた方が有意義な三が日だったかもしれない。


SRWOGⅡ進捗

ねえ教えて?あなたがここに居る意味

 ある日目が覚めると「劇」の配役がわやくちゃに。インデックスが母親役、御坂美琴は身におぼえのない妹キャラに。この混乱の原因はセフィロトの樹、魂の座の身分階級の転覆を狙う「御使堕し」。我らが上条当麻の右手はこの悪夢のような幻想を殺せるのか?


 前巻がスーパーハードなサスペンス調だったんで今回は息抜きお笑い回と見せかけて、今回もしっかりド派手なトラブルが巻き起こってます。前々巻の「口に出すだけでそれをすべて実現できる」天才錬金術師、前巻の「触れたもの全てのベクトルを自由自在に操れる」学園都市最強の能力者に続く今回の敵は、「その気になれば一瞬で全世界を滅亡させれる」上位存在天使。普通こういった類のラスボスは復活させずに分け身あたりを倒してお茶を濁すのがセオリーですが、しっかり顕現させてしまう辺りに作者の意気込みを感じます。とは言え、我らが上やんは、「天使」と「聖人」神裂との怪獣大決戦を横目に、自分の身と引き換えにこの混乱を収めようとする土御門と「止めるな」いや「やらせない」の醜い内輪もめがラストバトル。土御門の「参戦」がかなり唐突だったこともあり、一切盛り上がれませんでした。つーか、日本男児なら、特攻は涙の敬礼で見送るのが美学だろうと小一時間。
 以上、普通は画と中の人の演技のギャップで初めて成り立つ入れ替わりネタを文章の力だけで表現しようとした作者の蛮勇には驚嘆しますが、ぶっちゃけ出来としては3級品。よく編集もOK出したなってレベルなので、神裂ねーちん萌えの人以外はスルーしていんでないでしょうか。今後の展開的にも土御門登場以外のエポックはほとんどありませんし。

守りたいものがあるなら・・・

 素人劇団に手を染めてつくづく感じるのは、音響の偉大さ。素人台本も演技も上手く音楽乗せれば結構感動できるもんになるんだから不思議です。生まれ変わったらミキサーになりたいなー。なんて現実逃避してる余裕はどこにあるんだってツッコミもむなしい三十路の正月でした。

Rimless~フチナシノセカイ~(TVアニメ「とある魔術の禁書目録」EDテーマ)

Rimless~フチナシノセカイ~(TVアニメ「とある魔術の禁書目録」EDテーマ)

帰ってきた今日の一行知識

日本において猫以前は狐が鼠退治の第一人者だった
食肉類で人間には危害を与えないサイズってのが決め手で益獣の代名詞だったようです。稲荷信仰もその名残だとか。空前の猫ブームの後には、狐の再評価の時代が来る・・・のか?