「あ、こういう青春してぇな」←どの作品を思い浮かべたああああ?:哲学ニュースnwk
現役学生時代は『じゃじゃ馬グルーミンUP!』、社会人になってからは『もやしもん』に『げんしけん』。
今年も一年間のご愛顧ありがとうございました。今年は珍しく夜勤もなくてテレビもあるんで、独り年越しそばを啜りながら紅白眺めてました。なので以下紅白雑感。
- 他意なく純粋に意外とよかった方々。CD借りてみようかな・・・Perfume、斉藤和義。
- 毎年恒例のまともに歌えないならライブやんな組・・・浜崎あゆみ、ナオト・インティライミ、森進一。
- ゴールデンボンバーは外野に事前に上げたいだけ上げられたハードルをすかしてくぐる無難で見事な演出。流石にDJ OZMAの二の舞になる勇気はなかったか。
- 水森かおりがポスト小林幸子に名乗り上げ。来年以降のはっちゃけを期待してます。
- 細川たかしにももクロ、伍代夏子と五木ひろしにAKB、天童よしみにジャニとヒット曲と話題のない演歌常連組へのテコ入れに必死。もっとも、元よりほっといても盛り上がる「ソーラン祭り節」以外は成功してたとはお世辞にも言えませんけど。
- スギちゃんのだだすべりっぷりは見てるこっちが冷や汗でた。
- 「花は咲く」初視聴。いつもの菅野節炸裂で森久美子以外まともに歌えてなかった気が、合唱曲作るんだったらもそっと手加減してくださいな。
- 初回なんで仕方ないっちゃあないんでしょうが、ももクロは「無限の愛」か「ニッポン笑顔百景」のどっちかは歌ってほしかった。しかし、ももクロは毎度曲とダンスと演出は最高なんですよね。歌だけボーロイドにでも代役やってもらえばいいのに。
- 氷川きよしの「櫻」は圧巻の完成度。演歌が衰退したのはロートルがいつまでもでしゃばってるからだと再確認。
- 「ヨイトマケの唄」まさに神がかりのパフォーマンス。
まさかNHKで「土方」の単語聞けるとは思わなんだ。三島が「理想の美少年」と惚れた理由がよく分かった。 - プリプリ、いいおばさんたちが昔とった杵柄でちょっと無理してバンド頑張る姿に「けいおん」的な感動覚えてしまった私はもういいおっさんなんでしょう。
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SRWOGⅡ進捗
- 2周目第11話「カークスの野望」シュテドニアス軍と交戦中。トップエース:マサキ=アンドー@サイバスター。
- 作者: 氷川へきる
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- 発売日: 2001/08/01
- メディア: コミック
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逢えるのかなキミはどこかな?
どこにでもある普通の高校桃月学園に弱冠10才、MIT出身の天才レベッカ宮本ことベッキーが赴任。ちびっこ先生と個性豊かな生徒たちの織り成すハートフルシュールギャグここに臨誕。
量産型「あずまんが大王」。分類すればこうなるのかな。アニメ『ぱにぽにだっしゅ』の原作。アニメ版とは違いまったりとした、「ぬるい」学園生活が魅力の作品です。作者が同人畑出身なのもあり、作品全体に漂う「同人臭さ」は否めませんが、慣れてくるとそれがまた味に成ります。『すごいよ!マサルさん』だの『さよなら絶望先生』だのの、尖った作品に比べるとどうしても刺激には欠けますが、その分安心して気を抜いて読めるのではないでしょうか。ただ、人物の書き分けはかなり未熟なので、気を抜いてるとキャラ二三人が楽勝で混じってしまいます*1。特に二巻の前半位まではキャラも全然立っておらず*2、逆に二桁巻数以降はシュールへの傾斜が行き過ぎて正直結構読むのもつらい出来になっちまってるので、3〜9巻辺りの脂がのってる時期をピックアップして読むのが吉でしょう。
オマケの個人的オススメエピソード×3
第40話「雀百まで踊り忘れぬ」・・・やる気のない桃瀬兄といつもに増して猫っぽい芹沢が非常に可愛いです。桃瀬兄といい、犬神といいこの漫画は男どもがいい奴揃いで好感が持てます。
第77話「松の実生えの臼になるまで」・・・傑作の誉れ高い「小学生編」最終話。笑いと萌えと感動がバランス良く散りばめられた佳作です。
第119話「天水桶に龍」・・・癒し系魔法少女べホイミ復活!!!ともかく三段ぶち抜きのべホイミの登場シーンが非常にカッコいいです。そこに至るまでのシークエンスの映画的演出も、事後のメディアとの漫才もばっちり嵌っててもうたまりません。ついでにメイド喫茶で待ちぼうけを喰らう南条さんがとても愛らしく力を入れて書かれていて、自然と目尻が下がります。
おまけじゃダメぜんぶメインディッシュ
昨今隆盛を誇る日常系マンガ。温いだヤオイだと断じられ、批判の槍玉にあげられることの多いジャンルですが、いつもいつもメッセージ性の高い名作や熱く燃える傑作や、常軌を逸した問題作ばかり読んでいては疲れてしまいます。マンガは本来肩の力を抜いて読むべきもの。日常で溜まった毒気を抜くには温くて優しい日常系マンガもいいもんじゃないでしょうか。