痛いニュース(ノ∀`) : 広島名物もみじまんじゅうを萌え化して販売。その名も「もみまん」 - ライブドアブログ
「ぷっちもみ」の大爆死に懲りてなかったのか。とまれ「ぷよまん」みたいなブームになればいいですね。
管理人の仕事サボんなと大分怒られたので、介護劇団たなごころのブログも今後は真面目に更新していこうと思います。逆切れ気味の開き直りで当ブログに近いテイストで連載しますので、是非そちらもご愛顧を。
SRWZⅡ再世篇進捗
20世紀SF〈5〉1980年代―冬のマーケット (河出文庫)
- 作者: 中村融,山岸真
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 文庫
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咲いてる花を折って自分のものにするような
冬のマーケット
「あたしは眠らないよ、ケイシー」byリーゼ
小難しければ高尚って風潮はいかがなものかと。
美と崇高
「蜻蛉は流れの場における摂動を利用しているんです」byソンプス
同上。
宇宙の恍惚
「ぜったいに失望はさせません。かならずやコレクターズ・アイテムとなるでしょう。宇宙から贈るナマ本番ビデオ。想像を絶するゼロGセックスがまるまる九十分。背景には美しい地球」byデニー・ブレヴィンズ
打って変わって超絶おバカ(いい意味で)な一編。ここまで開き直ってくれると逆に哲学すら感じさせてくれます。
肥育園
「どうしてこれが非合法なのか理解できんな」byバース
クローンに伴う意識の連続性を題材にした掌編。実に鮮やかな切れ口で、自分の意識が捨てられた素体に乗っかってると分かった時の恐怖たるや。記憶も全て引き継いだクローンを準備し続ければ擬似的な不老不死になれるって言っても、自分の「意識」が死に行く方に乗っかってたら何の意味もありませんよね。「魂の座」は何処なのか考えさせられる一篇です。
姉妹たち
「あなたは未加工だけど、珍種ではないわ」by十六番プログラム
今風に言えば、ナチュラルとコーディネーターの相克の物語。ガンダムSEEDが何を描こうとしたのか、何が描けたのか、何を描かなければならなかったのかの全てが詰まっています。つーか、両澤女史はよくもこんな面白い題材をあんなにも陳腐に書けたもんだと逆に感心。
ほうれん草の最期
「平方根の計算を制限するものは、あなたがどれだけの機械資源を作業に投入しようと考えるかと、あなたがどれだけの時間を結果が出るまで待てるか、の二点のみです」byソクラテス
ログインID及びパスワードの管理は厳重に。
系統発生
「ああ、3桃、きみが生き延びてくれて本当にうれしいよ」by6甘草
上田早夕里チックな一編。ってゆーか、時系列的には上田女史がフィリポの系譜にあるんでしょうが。とまれ、こういった、鼻行類やアフターマン的な設定は大好物です。
やさしき誘惑
「きみは六十歳のときのほうが、百二十歳のときより年寄りに見えるだろう」byジャック
ナノマシーンによる不老不死を実現させた人類は神にも等しき存在になれるってお話。認識が爆発的に拡大していく様は知的生命体すべての憧れの具現化そのもの。もしこうなれるんだったら、無限に続く生って拷問に耐える価値もあるのかもしれません。
リアルト・ホテルで
「あいにくですけど、お部屋ございませーん。科学の会とかで満室ですぅ」byフロント嬢
コニー=ウィリスお得意の科学的暗喩をふんだんに盛り込んだドタバタコメディー。今回のテーマは量子力学。なんですが、悪い時のウィリスがもろ出てて、登場人物も進行もしっちゃかめっちゃかで何が何だか。それが量子力学の本質だ、って言われればそれまでですけど。
調停者
「もうオナニーをしているのか?」byアブナー
カルト宗教への皮肉なんだか、それとも弾圧者への抗議なんだか。なんとなく言いたいことは分からなくないことはなんですが、いかんせん面白くないので、作者の主張を推察してあげようって気にもなりません。
世界の広さ
「エルドラド行きの便なんてのはないんだよ。ぼくらの地図には竜一匹見あたらないし」byアラン
シャレたセリフ回しが秀逸な一編。面白いんですが、読後感がほとんど残らないのはいいんだか悪いんだか。
作り直しがきかない過去もいつの日か
時代は流れ早80年代に。サイバーパンク全盛で来るべきネット時代の萌芽を感じさせてくれます。今の目から見ると、よくあの時代にこんなネットワーク世界を想像できたなと感心しきり。未来を生きる現代の我々はあの時代の人から見るとどんな風に映ってるんでしょうか。私も願わくは彼らの描いた「未来」に生きてみたいものです。その為にも頑張って長生きするぞー。まずは今手元にあるコーヒーを無糖に変えるところからはじめてみましょうか。
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