痛いニュース(ノ∀`) : 電車内の高校生向け美容整形の広告が物議 「ルッキズムを助長」「大人が煽るのは間違ってる」 - ライブドアブログ
知性や体力と同じで生得の才能に差こそあれど、容姿も努力次第で向上できるものってのが周知されてきましたからね。個人的には少年スポーツと同じで「早すぎる最適化」が怖いんで、もっと後からでいいような気はしますけどね。
そんな流れに乗って宣伝。手伝ってる美容クリニックさんがアメブロ始めたそうなので、こちらでも宣伝。こんな所に載せても無意味どころか逆効果な気がするのはケンチャナヨ。
君が目にしてる世界それってほんとうかい
魔法使いの棲む法廷
「私の弁護方針が気に入らないなら他を当たってくれたまえ。世の中広い。きっと見つかるさ。耳触りのいい真実を共有してくれる相手がね」by機島雄弁
裁判官が全てAIになった世界で、手段を択ばず有利な判決を勝ち取るハッカー弁護士のお話。前作と同じくAIのセキュリティホールをいかにつくのか手に汗を握ります。洒脱な会話劇と魅力的なキャラクター群も健在で拍手喝采。連作短篇の最高の導入です。
考える足の殺人
「………―千手観音の腕は、遍く全てに救いをもたらすためのもの」by千手樟葉
流石にキャラと設定と展開が突飛過ぎて・・・。それでも読ませるのはまあ流石だなあと。
仇討ちと見えない証人
「原始、裁きは神様の役目だったでしょ。天罰があるからこそ、人々は正しさの先の幸福を信じられた。でもそれはマヤカシで、人々は仕方なく自分たちの手で裁くことにした。不格好な神様の真似ごと。ホンモノじゃない。(中略)人を裁くのは、そうあれかしと生まれたモノ。目的のために設計されたシンプルな機構こそ相応しい」by錦野唱歌
面白くなってきた!ちょけた会話と展開の中にするりと紛れ込まされる、↑のような高潔な世界観。これこそが竹田人造の真骨頂です。
ゴールまでの長い距離に一歩踏み出す時だろう
前作に引き続きぶっちぎりのエンタメの中に、科学と人間に対する高潔な理想を織り込む離れ業が見事な作品でした。SFは次々と若い才能が続々と表舞台にまろび出てきていてまばゆい限り。スポーツ選手の時も思いましたが、自分より年下が主力になってくるとなんとも言えない感慨がありますね。これからは矜り高い老害として若い方々の活躍に野次飛ばしていきたいと思います。
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