脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『センゴク権兵衛』

フランス政府「若者に4万円配るからこれで勉強して」→ 日本の漫画が爆売れし進撃の巨人が大ヒット | やらおん!
日本も真似すればいいのに。かなりの部分がガチャかスパチャに消える気もしますが。


 上野公園でおにぎり食ってたら、目の前をホバリングする雀の姿。うっかり食べこぼした米粒を食べる様子の可愛いこと。うん、やっぱり平和公園のハトどもとは違うなあ。


競馬成績・・・R3収支-20410

  • エプソムC・・・本命アルジャンナ-100
  • 函館スプリントS・・・本命ケープコッド-100
  • 桑名S・・・本命オールイズウェル+40
  • ジューンS・・・本命ネプチュナイト-100
  • HTB杯・・・本命ココニアル-300

ひとつ人見知りふたつふさぎこみみっつ見事に立ち直る

 小牧・長久手の戦いも終わりポスト織田信長の勢力争いも一段落。新たなる天下人となった秀吉はどのような国を作り、そしてそこでわれらが仙石秀久はどのような失敗と再起を繰り広げるのか。


 無印→天正記→一統記と続いた仙谷秀久主人公の移植の大河マンガもついに最終章。紀州征伐を皮切りに現在の最新23巻では利休へ賜死、文禄・慶長の役が目前に迫りつつあります。本シリーズの特徴は豊臣政権揺籃期の苦悩という壮大な政治ドラマを縦糸に、仙石権兵衛の個人的な奮戦という横糸が絡まり重層的なストーリーを織りなしていることにあります。無印の頃の少年漫画としての面白さと天正記一統記の歴史劇画としての面白さのハイブリッドと言ってしまっては褒めすぎでしょうか。豊臣政権の再解釈は相変わらず非常に斬新かつ説得力があり、歴史漫画の到達点の一つと言っていい出来栄え。一方で権兵衛にスポットライトが当たるおかげで、紀州征伐とか戸次川の戦いとかの今一つマイナーな合戦もクローズアップされててそこも新鮮。センゴクシリーズファンは刮目して物語の行方を見届けましょう。しかし仙石秀久としての物語はほぼ完結しちゃったけどここからどうオチ着けるんだろうか

日々是精進ぞ手裏剣影走り

 このシリーズの眼目となっているのは天下人となった豊臣秀吉人間性の喪失の過程。やはり正気では大業はならじとはこういうことを言うんでしょうかね。羨ましかったり哀れに見えたり、われら小人はどっちの感想を覚えるのが正解なんでしょうか。


疾風迅雷 忍び道 MAD