なろう小説の悪い例がこれになります!!! | やらおん!
こんな頭の悪い文章久しぶりに見た。まさかラノベが高尚で骨太な文芸作品に思える日がこようとは
あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!「おれは明日飲み会で『ケムリクサ』の放映時間までに帰宅できそうにないから、アマゾンプライムに入会しようと思ったら、知らないうちに3か月前から会員になっていた」な…何を言っているのかわからねーと思うが、恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
教訓:酔っ払ったままアマゾンをいじらない
DQⅦ進捗
- 闇のドラゴン討伐準備中。主人公の職業:エビルタートル「どんがめ」
迷いのない瞳で明日を見つめてる
軍用機
「TVカメラのお出迎えですか?パレードをしてくれるのですか?」byセルゲイ=コズロフ
冷戦が終わって戸惑うアメリカ人の心象風景というべき小説。ポスト冷戦世代の我々にとっては感情移入はしづらいかも。まあ、いつかトランプがやらかしそうなことを・・・って共感はできますが。
爬虫類のごとく……
「あの人は、『人間狩りに出かける』といいました」byコーエン夫人
過去の人物に精神を重ねることができる(ただし片道切符)というガジェットがとても魅力的な作品。そこからタイトルの方向へもう一ひねりしてなんとも味わい深いものになっています。とは言え、単純に時間転移協会を利用した作品群も読んでみたいなあ
マジンラ世紀末最終大決戦
「社長のお宅のロボットは身長が十五メートルあって、歩兵小隊を全滅させられるのか、ときいていますが」byボビー
文句なしの底抜け痛快娯楽活劇。作者のジャパニメーション愛がこれでもかと大爆発しています。それでいて舞台は各地を巡業するイベンターって実にアメリカンなステージなんだからもうたまりません。小賢しい理屈は抜きにしてマジンラの大活躍を是非ご堪能あれ。
日の下を歩いて
「ラジャー、〈ムーンシャドウ〉。救助船の最も早い出発日時は、いまから三〇日後になることが確認された。それまでもちこたえることができるかね?」byジェノヴァ・コントロール
火星サバイバルもの。太陽電池の充電の為に常に昼間の側にいなければならないって設定が新鮮。その解決方法がひたすら歩く!ってのも散歩好きの人間としてはとっても魅力的だったり。延々と歩くってのは人を自省的にしますよね
しあわせの理由
「ネットワークはどんな方向にも誘導できる。そのための干渉のしかたもわかっている―調和を破って、あるものをほかのものよりも大きな喜びの源にすればいい。それが自然におこらないからといって、ほかの手段で実現できないことにはならないわ」byドゥラーニ
本巻の否本シリーズの最高傑作にして到達点。オールタイムベスト候補にも名前の挙がってくる名作だけあって小細工なしで真正面から感情と常識を揺さぶられます。ド真ん中のSF作品なのにSF的臭みも少ないので、普段SF読まない人にもおすすめ。「読まずに死んだら勿体ない」レベルの傑作ですよ。
すり切れそうな夜空に持って行けるものなど
古典だと逆に気にならないんですが、半端に古い時代の作品群だと、問題意識やセンスや常識の違いが多少障りますね。何十年か後に時代の流れってスクリーニングを潜り抜けた古典として再読してみたいものです。
Simoun OP