安倍晋三元総理国葬儀の一般待機列、警備の警官も「なんだこれ」と言葉を失うほど並んでいた模様:ハムスター速報
サイレントマジョリティとはこのことです。マスコミが一般世論と完全に乖離した証拠としてこの国葬は語り継がれることでしょう。
所用により参列できませんでしたが、非命に倒れた稀代の英雄に黙禱。
毎日毎日同じ道前に逃亡したから寄り道もなし
老神介護
「世話をかけるなあ。世話をかけるなあ……」by神
「地球人類を創造した神々が見事に耄碌したボケ老人になって地球に帰還した」。もう完全にドタバタコメディになるしかない設定を詩情に満ちたもの悲しさを湛える佳作に仕上げる力技は見事。偉大だった存在が今となっては・・・の高齢者介護で真面目で優しい人ほどつぶれていく原因がリアルに描写されててそこも考えさせられます。
扶養人類
「おまえが好きならこの道を行けばいい。好きなんだろう。まっとうな道だろうがヤクザな道だろうが、どっちも道だ。気概があるやつはどっちに行ったってひとかどの男になれる」byギザ兄
前篇の続編というか設定を共有した後日談になるはずですがこちらは打って変わったノワールもの。究極の資本主義の行きつく先の思考実験とパートと本編が多少食い合わせが怪しい以外は実に雰囲気のいい佳作です。
白亜紀往時
わっはっは。おおいにけっこう。そもそも恐竜は、なにごとも気にかけない種属だからな。byダダス
相互確証破壊というか冷戦の愚かさを風刺した一作になるのでしょうが、その本編より、事態が決してしまった後に繰り広げられてる、無線連絡施設の死闘が実に熱くてよし。
彼女の眼を連れて
「あなたの世界はほんとうに素敵ね」by彼女
切なくも美しい物語・・・なんですが、「彼女」の素性を秘匿する理由が物語の都合以上のものがないのがちょっと残念。もし知ってたらどんな便宜でも心から喜んで図ってくれるでしょうに。
地球大砲
「あの子の権力欲はナイフのように鋭いの。しかも、それを実現する能力と手段を持っている。あなたとはそこが全然違う」by趙文佳
実にバカバカしくも壮大な絵面に手をたたいて歓声を上げるしかない設定がもう。ただその代わりに主人公があそこまで憎悪を集める理由が全く腑に落ちなくてちょっともにょもにょ。やっぱここが中国人との感性の違いかしらん。
俺ラなんとなくな合言葉は楽しもぉな楽しもぉな
2020年代は中国SFの時代!とはいうものの、本編の作品群はほぼすべてが2000年前後のもの。邦訳がなかったというだけで、ここまでの作品群があっさり知られざる名作になってしまうのかと愕然。愛書狂を名乗るからには読子さんみたく世界の言語に通暁してないといけないんですね。反省。
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