脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

寝釈迦(レプリカ)

芸スポまとめblog : 【芸能】極楽山本 吉本への復帰を発表「これからは汗をかいて、できる限り2人で」
お帰りなさい。来年こそは悲願の日本一で四度開催のカープ芸人に念願の出演できればいいですね。


 世のトラブルの8割方は関係者の当事者意識および能力の喪失にあると思う今日この頃。どいつもこいつも他人事みたいなつらして「困った、困った」って嘆いてんじゃないよ。


競馬進捗・・・H28収支-56080

至極の旅を味わおう

涅槃仏
 釈迦*1が入滅する様子を仏像としてあらわしたもの。寝仏、寝釈迦像、涅槃像とも呼ばれ、主にタイの寺院などで見ることが出来、足の裏には宇宙観を示す文様などが描かれている。なお、釈迦入滅の様子を絵画的に描いたものを涅槃図と呼ぶ。
 ほとんどの像容は右手を枕とするか、もしくは頭を支える姿である。基本的には、頭は北向き、顔は西向きとされる。これが後に、一般の俗人が亡くなった時に「北枕」とされる由縁となった。また、釈迦の像には、誕生時の像、苦行時の像、降魔(ごうま。悟る直前)の像、説法している時の像などいろいろなものがあるが、大別して立像・坐像・涅槃像の3種類があり、一説に立像は「出山の釈迦」に代表されるように、いまだ修行中で悟りを開く前の姿、坐像は修行して悟りを開かんとしている時*2の姿、そして涅槃像はすべての教えを説き終えて入滅せんとする姿を顕すとされる。また涅槃像には、目が閉じているものと、目が開いているものがあり、目を閉じた涅槃像は、既に入滅した姿で、目が開いている涅槃像は最後の説法をしている姿を顕しているといわれる。悟りを開いてから80歳で入滅するまでの45年間、毎晩1時間、この涅槃像の姿で説法をしていたと説明される事もある。(wikipediaより修整引用)

 『板谷遠足』に影響されて、群馬県みどり市の寝釈迦見物へ。流石に片道1時間半の山道登る気力はなかったので、本と同じく草木ドライブインにあるレプリカでお茶を濁しました。
 取りあえず、東京から片道小五時間を日帰りする気力はなかったので近くの国民宿舎サンレイク草木に前泊。仕事が遅れて最寄の沢入駅に着いたのがもう9時過ぎ。舗装されているとはいえ、街灯の殆どない湖畔の峠道を小一時間歩くのはなかなかのスリルでした。満月の日*3じゃなかったらどうなってたことやら。
 明けた翌日、快晴の草木ダム湖畔はもう何とも名状しがたい絶好のハイキングコース。特に草木大橋からの眺めは絶景。こんなにも立ち去るのに後ろ髪をひかれた風景は初めてかもしれない。
 肝心の寝釈迦(レプリカ)の感想は『板谷遠足』に任せます。ゲッツ板谷氏の独特の文体が気にならない人には結構おすすめできる旅行ガイドと言うかエッセイ本です。

やみつき間違いなしだ

 小旅行記を初めてぼちぼち1年。ようやく旅は目的地での観光ではなく、そこまでの道程や旅館でののんびりとした時間にこそ価値があるのだという今更いわでもがなの真理に到達いたしました。これでグルメやショッピングに殆ど興味のない自分も存分に旅を楽しめそうです。

Wanna be!(通常盤)

Wanna be!(通常盤)

帰って来た今日の一行知識

日本で北枕が忌避されるのは寝釈迦に由来がある
釈迦入滅の際北を頭に横たわっていたのに倣って、臨終および棺では北を頭に寝かせるようにしたのが、「北枕は死人の寝方」に変わったようです。仏陀も草葉の陰でなんで?と首をかしげてるでしょうね。

*1:Gotama Siddhattha。父シュッドーダナ、母マーヤー。尊称:仏陀。コーサラ国のシャーキャ族の王族から大悟を果たし釈迦如来となり、仏教を創始した。

*2:あるいは開いた直後

*3:旅行日はH28.11.15-16