京都の定食屋のレベルの高さはガチwwwwww:哲学ニュースnwk
嗚呼、帰りたひ
松も外れて新年会三昧の時期に。覚悟は完了済だったんですが、まさか貴重な定時帰りの日に飲み屋の前で、その日休みのはずの上司とばったり会うとは。返せ俺の貴重な休肝日。
SRWZⅢ時獄篇進捗
- 3周目第33話「Roger The Negotiator」ビッグデュオ(シュバルツ機)撃破。トップエース:オットー=ミタス@ネェル・アーガマ
- 作者: 吉村昭
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: 文庫
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至高崇高孤高のモットー
江戸時代中期日本を震撼させた『解体新書』の翻訳。その裏には二人の天才の姿があった。天才翻訳家前野良沢、そして天才プロデューサー杉田玄白。彼らの栄光と苦難に満ちた生涯に迫る。
『解体新書』の「作者」は杉田玄白とばかり言われてるけど、実は翻訳実務を担当したのはほぼ全て前野良沢だったんだよ、ってのがメインテーマ。虚業家にして成功者の杉田玄白と職人気質で日陰者の前野良沢の対比ってゆうか、玄白サゲの良沢アゲ、がこの本のプレゼンの売り文句だったのが、容易に想像されますが、吉村昭の筆にかかれば両名ともとても魅力的な小人物に造形されててほっこり。学者の道から逃げて事務屋やってる身からすれば、良沢の堅物ぶりも玄白の軽薄ぶりもとても共感できます。個人的には、訳も佳境の頃に偏狭で気分屋でコミュ障の良沢をおだててなだめて訳書会の和を保とうと奔走する玄白の姿がとってもお気に入りです。そりゃあ完成間近になって出版に消極的になられても体よく無視するよなあ。
気高い理想と低い腰
日本人の職人気質の持ち上げぶりは異常。おまえらがふんぞり返って自由気儘に仕事としてる裏で、どんだけ事務や営業が頭下げて走り回ってるかわかってんのかと問い詰めたくなることもしばしば。芸術家や本物の職人のほれぼれするような神業には、手に職持たぬものとして心から感動と尊敬を覚えますが、もうちょっとくらい、その仕事場準備してんのとその「作品」を金に換えてるのは誰なのかを考えてくれてもいいと思うの。以上非生産的ポジションの無資格者の愚痴でした。
- アーティスト: manzo
- 出版社/メーカー: フライングドッグ
- 発売日: 2010/08/11
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帰って来た今日の一行知識
『ターヘル・アナトミア』原本に「フルフッヘンド」という単語は使われてない
有名な逸話ですがどうも杉田玄白の作り話もしくは記憶違いだった模様。やっぱこいつはテキトーだ。