痛いニュース(ノ∀`) : 猪瀬氏「これが5千万を入れた鞄です」→「入らないけど?」→猪瀬氏「入ります!」→チャック閉まらず - ライブドアブログ
言い訳の杜撰さを見るにつけ、ああこいつもやっぱり民主の血族かと思わされます。その点先代の石原は自民の本流に居ただけあってガード固かったよなあ。
なんと一週間連続定時退社の偉業を達成。人間やればできるもんです。サービス残業やみなし管理職扱いに悩まされてる社畜の皆さんもぜひ頑張って労働基準法遵守を目指しましょう。コツはたった一つ、「社内での上昇志向を放棄する」ただそれだけです。
- 作者: ジョエルレヴィ,Joel Levy,柴田譲治
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
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ちょっとクラッとしそうになる終末感を楽しんで
ナノマシンの暴走・パンデミック・核戦争・生態系崩壊・地球温暖化・人口爆発・小惑星の衝突・ガンマ線バーストetc地球は今危険にさらされている!
こういった分析的ルポルタージュを書かせたらアメリカ人の右に出るものはなしって訳でジョエル=レヴィ氏の一冊を読んでみました。内容的には上記のとおり「世界を滅亡に導き得る29のシナリオを紹介」という建前なんですが、作者の本命が地球温暖化と環境汚染・生態系崩壊なのがもろ分かりなのにちょっと苦笑気味。要は科学書の体裁をとったエコロジーの啓蒙書ってのはアメリカの類書の最早お約束なんで笑って見逃しましょう。そんな些細な欠点を除けば、議論も過度に扇情的でなくそれでいて読みやすさも失っていない名文。訳者のレベルが高いのも◎。個人的に印象に残ったのは、「温暖化に伴いグリーンランドの氷床が融解してしまえば、そこに蓄えられていた大量のメタンガスが大気中に放出され破局的な気候の激変をもたらす」というシナリオ。現実性と破壊力の大きさ、そして何より全人類が今から全力を挙げればもしかしたら回避できるかもしれないという難易度設定に、と三拍子揃った名シナリオでした。
取りあえず、読めば間違いなく、貪食とエアコンと過剰包装の罪におののくこと間違いなしなので、エコに目覚めても大過ないだけの生活水準を確保してから読みましょう。
傍観者だけの空間
このままだと数十年後に間違いなく訪れる世界の破滅と、眼前の生活水準の確保とを天秤にかければ間違いなく後者を選んでしまうのが小市民のサガ。そう思えば、世界政府と独裁的な指導者ってのも未だ幼き地球人類には必要なのかもしれません。ただ問題は、それを期待するにも、もう一つの解決方法世界人口の大幅削減に甘んじるにも、一遍軽めのカタストロフを経験しなけりゃいけないこと。心からエゴだとは知りつつも、願わくはその大災厄が自分と自分の周りの愛すべき人々の身に降りかからないことを。あ、でも、アイツとアイツとアイツだけはきっちり巻き込まれて欲しいなぁー。つくづく匙加減が難しいもんです。