広島速報 : マエケン「来年はカープとダブル優勝!」
いつか来る歓喜のその日を夢見て。
忘年会!今年は色々あって全くその気になれなかったので、仮装はお休みしましたところ。大先輩からお目玉を頂戴しました。曰く「こういうことは毎年続けてやることに価値がある」と。十数年来毎年女装して参加されてる方の言葉は重みが違います。
- 作者: 埴原和郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1986/04
- メディア: 単行本
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感じる背後から奴のバイブレーション
国家はおろか王家の姿すらない古の日本列島。現代日本への濫觴の時代を碩学たちが描く。
日本古代史を当時最高の頭脳が語りつくすシリーズ。直木孝次郎先生を筆頭に畑違いの自分でも何度もお世話になったことのあるビッグネームがずらり雁首揃えており、内容は重厚そのものなんですが、いかんせん四半世紀の時代の流れには勝てず陳腐さは否めません。原日本人としての縄文人と外来種としての弥生人の対比が本巻のメインテーマなのですが、それも今となっては常識の範疇なのには学問の進化を感じさせられて感慨深いものがあります。あと、当時猛威を揮っていたはずの騎馬民族説を真っ向から批判している辺りに王道を行く学問の徒の矜持が感じられて◎。多作者による競作という宿命上各編のの出来不出来はかなり激しいものがあり、文化論的な論文はまだ楽しく読めるのですが人種論的なお話になると正直ちんぷんかんぷん。ぶっちゃけ考古学は理系の学問だと思うんだ。
そのまなざしに未来を写して飛べ
古代史というより考古学史と言った方が近い気のするこの時代の「日本」史。中世史専攻のみからすれば、用いてる史料も「文法」も全く違って実に新鮮です。温故知新のことわざ通り安倍総理の下で日本が新たなるステージへ踏み出すためには、自分が何者であるかの再確認は喫緊の課題と言えるでしょう。某隣国のような体たらくをさらさない為にも客観的な史実と物語としての歴史を使い分けられるようになりたいものです。
- アーティスト: JAM Project,影山ヒロノブ,TRYFORCE
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2007/04/25
- メディア: CD
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