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韓国でなら真ヴァーリトゥードの大会が開けるかもしれない。
大学時代の親友の結婚式に福井出張。これほど結婚願望が募ったのは自分史上初めてかもしれません。その為にも、まず相手を探さなきゃ。
- 作者: 中江兆民,桑原武夫,島田虔次
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1965/03/16
- メディア: 文庫
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夢を浮かべてこの胸に流す
三酔人経綸問答
政治思想論。1冊。中江兆民*1著。明治二十(1887)年5月刊。
南海先生*2・洋学紳士*3・豪傑君*4の酒を飲みながらの鼎談という形式で、アジアの小国・日本のとるべき進路について、国内の民主制か対外的な侵略主義かを論ずる。(『岩波日本史辞典』より引用)
『民約訳解』と並ぶ、東洋のルソー中江兆民の代表作。民主主義を信奉する社会進化主義者紳士君と大陸積極策を熱弁する帝国主義者豪傑君の両極端な弁論を、南海先生が茶化し諌めそして煽りながら深化させていくという構成。百数十年も昔の言説なので今となっては陳腐だったり浅薄だったりするところも少なからずありますが、日清戦争以前の西洋列強の脅威におびえる日本人の恐慌ぶりが感じられる良著と言えるでしょう。一方文章は美麗な擬古文ではあるのですが、中島敦や福沢諭吉、そして西周といった最高峰の面々と比べれば流石に格落ちの感は否めず。訳文が素人丸出しの学者先生の味もそっけもない文章なのもかなりトホホ。娯楽として読むにはちと難ありかと。
冬の近さが心に吹くよ
「地球上諸強国、多くは皆怯懦にして、交々畏れ、互いに憚りて、兵を蓄え、艦を列ねて、反りて自ら危くす。諸弱国たる者、何ぞ自ら断じて兵を撤し、艦を散して、以て安きに就かざる」洋学紳士の唱える弱国の生きる道ですが、「非武装中立」の妄想の根っこがこんなに深いとは思いもよりませんでした。まさか明治の頃からの宿痾だとは・・・。中韓の暴走で国防の重要性がようやく国民にも周知され始めた昨今、一刻も早く日本人が九条教の迷妄から醒めれる日の来ることを願います。安倍総理期待してますよ。
- アーティスト: 吉幾三,京建輔,野村豊
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/12/06
- メディア: CD
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