「なぜ負けると分かっていて解散したのか」落選者と地方から批判 傷心の民主、再生の道険し - 政経ch
誰が何と言おうと、「消費税増税」「任期満了まで1年を残して解散」。この二つの火中の栗を拾った野田総理は不世出の宰相だったと評価します。
昨日はかけまくも畏き 今上陛下のご生誕祭。しかし、最近の若者は、いつの間にこんなに尊皇家が増えたのか、次の日や翌々日まで後夜祭のバカ騒ぎやってるんですね。マスコミ諸兄はこれこそ軍靴の音と糾弾してしかるべきではないでしょうか。
SRWOGⅡ進捗
- 第59話「デザイア」ペルフェクティオと交戦中。トップエース:ジョシュア=ラドクリフ@ジェアン=シュヴァリアー。
- 作者: 橋本一夫
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 1994/08
- メディア: 単行本
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万国の旗の下に若さ溢れ夢は溢れ
時は1930年代。彼方ではヴェルサイユ体制の仮初の平穏破れ、此方では十五年戦争の動乱の只中。この物語はそんな風雲急の時代に、極東に国際平和の象徴たる五輪の旗を掲げんとしたドンキホーテの物語。
1964年の東京オリンピックに先立つこと四半世紀、1940年に開催されかけた幻の東京五輪の顛末記。ノープランな立候補、勝算が見え始めた途端に群がる利権と名声目当ての有象無象、自分に都合のいい原則論ばかり振りかざして全く妥協点を準備しない利害関係者、情勢が悪化した瞬間にしらん顔を決め込む上層部、と日本人の大規模事業運営能力欠如の見本が一式揃って登場しますので、義憤を燃やしたい人やホルホルしたい人はどうぞ。逆に、実現に向けて奔走した方々は岸清一に嘉納治五郎etcと役者揃いなので、理解の足りない無能どもの妨害にも負けず理想の大会を実現へと導こうとする、正統派の奮闘記としても十分読めます。特に、日中戦争戦況悪化に伴い大会運営の能力も大義も意志も失くしながらも、面子の問題で開催返上をしようとしない政府に代わり、自ら「我が子」に引導を下す副島道正の姿は涙なくては見られません。以上、来る2020年東京オリンピックの先例の勉強と思って読みましょう。
聖火燃えて誓う平和
「商業主義に堕落した」だ、「所詮国威発揚などの政争の具に過ぎない」だ言われたい放題の近代オリンピックですが、そんなお祭りバカ騒ぎにうつつを抜かせてること自体平和の証拠なのですから、贅沢をいわずに4年に一度の溢れる才能の無駄遣いを堪能しましょう。人類がガンダムファイトという叡知を手にするまでは、きっとオリンピックが最良の擬似戦争なのでしょうから。
- アーティスト: 三波春夫,宮田隆,小林潤,中野安博,長津義司
- 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント
- 発売日: 2007/06/27
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