【社会】医療費35兆3千億円に 7年連続で過去最高を更新…うち44%が70歳以上の医療費: 何でもありんす
前後期共に高齢者も自己負担率一律3割にすべきだと思います。逆差別いくない。
退職を前に上司と拳で語り合って自転車でこけて左拳いわせました。主治医いわく「左第4指中手骨々折」で全治1ヶ月弱。生まれて始めての骨折に不謹慎にもちとテンション上がってしまっていますが、この手だとハードカバーのながら読みがほぼ不可能なことに気付いてちょっとショック。どっかにいいブックホルダーでもないかしらん。

- 作者: 浅田次郎
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旅のはじまりはもう思い出せない気づいたらここにいた
北の果ての孤島で聖戦があった。欺瞞と高慢に満ちた大戦。そんな中で唯一の聖戦。あなたにあるは法衣を脱ぎ捨てた宿命の怨敵ソ連軍。こなたを守るは忠勇無双の「士魂部隊」こと陸軍戦車第11連隊。大東亜戦争延長戦開幕。
人情の浅田路線全開の大作。感動や悲劇を散りばめた実に文化人やマスコミ受けのしそうな作品。毎夏恒例の「戦争、かっこ悪い」キャンペーンの尻馬に乗って大展開かけようって営業の魂胆が見え見えなのもちょっと興醒め。
まあ、そんな天邪鬼な感想はさておけば、内容はいつも安心の浅田ブランド。各個人のエピソードの羅列で一つの大きな物語の潮流を作るって構成がちと空中分解気味なのもいつも通り。最序盤に提示された、「戦力編成の数字一つ一つにかけがえの無い物語と人格があるんだ」という現実に気付いてしまった動員担当の苦悩って主題が早々に忘れ去られたのはちょっと残念。
そんな物語のクライマックスはやはりいわずと知れた占守島攻防戦。紙幅の4分の3を費やして語り構築されてきた各登場人物たちが閃光のようにその命を散らしてゆくカタルシスは圧巻。作者や編集の思惑を全部無視して血沸き肉踊る良質の戦記ものになっています。終戦間際に奇跡の如く残された陸軍最精鋭部隊の一点の曇りなき国土防衛戦争の英雄譚を是非ご堪能あれ。
誰か夜明けの感傷でぎゅっと抱いてくれないか
自分さえ最前線に巻き込まれ無ければ戦争は楽しい。この厳然たる真実に目を瞑り綺麗事しか唱えない現状の平和教育に私は何の価値も見出すことは出来ません。次の世代に申し告ぐべきは、自分が「当事者」にならない為には生き馬の目を抜く国際社会に於いてどのように身を処するべきかの現実的対策と、先の大戦に心ならずも散った幾多の英霊たちを慰める勇壮なる鎮魂歌を作るという祀ろうべき者としての義務の二つではないのでしょうか

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