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ああ身につまされる。
疲れたまま町に出ると、無駄遣いが酷い。自重しましょう。
- 作者: 大江志乃夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1978/03/20
- メディア: 新書
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あぁ静けさを憎んだあの頃は
戒厳令
戦時などの非常時に際して、国民の権利を保証する法律の効力を停止し、軍権力による秩序の維持・回復を図るための非常法。一地方または全国に布告することができた。1882制定。軍事戒厳(臨戦地境と合囲地境)と行政戒厳の別があり、前者のうち、臨戦地境は日清・日露戦争時に広島・佐世保台湾全島などに宣告されたが、合囲地境が宣告されたことはない。行政戒厳は、日比谷焼打事件(1905)・関東大震災('23)・二・二六事件('36)に際して東京地方に出されたもので、戒厳令そのものでなく、緊急勅令で戒厳令の一部を施行したもの。(『岩波日本史辞典』より引用)
岩波!と言えば、内容は説明するまでもないでしょう。犯罪者が自分を縛る手錠を肯定的に評価するわけもなく、盲目的な批判に終始している感があります。また赤でなく黄色の表紙の示すとおり、歴史と言うより法律よりの本なので、神学論争にも似た文言の介錯・論争は余程好きか、慣れてないとかなりきついものがあるのではないかと。その分
そのアプローチの精密さには舌を巻くものがあります。市民運動を弾圧する独裁権力の凶器か、テロルの恐怖から国家を守る諸刃の剣か、どちらの立場に立つにせよ、一回きちんとその成り立ちと定義を正確に把握することは非常に重要でしょう。