痛いニュース(ノ∀`) : チャンプロード、有害図書として18禁指定に - ライブドアブログ
焚書絶対禁止主義の私ですが、この措置には不思議と肯けてしまう。
政治日記はまだ終らない
敗戦から早一週間。心残りがただ一つ。敗戦のドサクサ紛れでで事務長一発殴っとくべきだった。
- 作者: 今野緒雪,ひびき玲音
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/03/30
- メディア: 文庫
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私は上手に和音だしてるかな あなたの奏でるしらべに
「私を、祐巳さまの妹にしていただけませんか」
瞳子の放った衝撃の告白。あまりの急展開についていけない祐巳を尻目にイベントはどんどん進行し、その言葉の真意も自分の気持ちも分からないまま迎えたご褒美デート当日。瞳子が訥々と話す身の上話に祐巳の決意は固まって・・・。衝撃の訣別から早二ヶ月。止まっていた時間がようやく動き出す。ゆっくりと・・・
感想。黄色と白が非常に邪魔。読者の興味も物語の軸線も紅薔薇姉妹の誕生に一点集中してる段階で、紅白黄色のご褒美デートを並列進行させるもんだから、ちさとと由乃の友情物語も志摩子のデート相手の不審な態度の謎もさしたる関心を持てないまま素通りの上、肝腎の祐巳瞳子の和解も散漫な印象で非常に残念な出来。前巻の引きがほぼ完璧だっただけにこの肩透かしは正直泣けます。大人しく「レイニーブルー」みたいな短編集形式にした方がよかったのでは。
とは言えようやく落着した祐巳の妹問題に心からほっとしているのも正直な気持ち。由乃ではありませんが、「早くイチャイチャとかイチャイチャとかイチャイチャとかイチャイチャとかしなさいよ」って気分です。新しい紅薔薇姉妹が幸せでありますように。
心の震えあらわす言葉は うまく探せないけど
祐巳の妹作りも一段落したことですし、次の主題は偉大な姉祥子さまとの別れにスライドするでしょうが、祥子さま卒業を期にこのままシリーズ完結となってしまうのでしょうか。グデグデになる前に綺麗な終り方をして欲しいと気持ちもありますが、まだまだ読みたいというのも偽らざる感想です。祐巳と瞳子の姉妹喧嘩に、すんなりいくとは到底思えない由乃から菜々へのロザリオ授受。それにまだ見ぬ乃梨子瞳子の妹と読みたいエピソードはまだまだあります。今回ばかりは集英社の味方をさせてください。いつまでもリリアン女学園の物語を堪能できますように。
今日の一行知識
ミッフィーは女性蔑視の象徴として、フェミニズム団体から糾弾されている。
「縫い付けられたように閉ざされた×の字の口は、女性の社会的発言を禁じる男性社会の理想の押し付け。」に当たるそうです。アホらし。
- アーティスト: KOTOKO,今野緒雪,中沢伴行,C.G mix,井内舞子
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2007/03/07
- メディア: CD
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