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「電車男」や「ブラック企業に勤めているんだが俺はもう限界かもしれない」を超える感動の名作がここに。
医療機関に勤めているとつくづく思いますが、方言は難しい。「あおぢ」とか「きっぽ」とか「にがる」とかが伝わらないのは正直きついっす。
- 作者: 大和田秀樹
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2008/09/05
- メディア: コミック
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もう独りで歩けない時代の風が強すぎて
21世紀初頭、日本は一人の英雄を得た。何者にも怖じぬ強靭な精神と神々の加護を得たかのごとき豪運を以って危難の時代を切り抜けた孤高の宰相小泉ジュンイチロー。史上空前の自民党大勝をもって勇退した彼、国会から麻雀にその場を変え戦いは続く。ブッシュ父子・金正日・ウラジミール＝プーチン、次々襲い来る国難を打ち払わんがため、輝けライジング・サン。
郵政選挙超大勝で歴史にその名を刻んだ小泉を主人公にした麻雀漫画の皮をかぶった、政治家萌えマンガ。主人公の小泉ジュンイチローは勿論、脇役の麻生タローや敵役のパパ・ブッシュ、プーチンなど小便ちびるほどカッコいい面々の意地の張り合いには痺れます。影の主人公杉村タイゾーの成長物語も必見。
その暑苦しくもはったりの利いた演出は麻雀を知らずとも燃えること間違いなし。ってゆーか、多分麻雀知らないほうが楽しめます。殆ど役マン縛り見たくなってる闘牌はもはや麻雀でもなんでもありません。おとなしく小泉や麻生の雄姿に心躍らせるのが正しい読み方でしょう。民主党シンパとか左巻きの人以外は是非読んで、稀代の英雄小泉純一郎に惚れ直しましょう。
