[三題噺]EVA最終回とハーラン=エリスンとくずし字について
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1116216.html
フランス人の皆さんごめんなさい。僕らが調子に乗せてしまいました。やはり怒るべきときは怒っとかないといけませんね。しかし、フランス国旗にハーケンクロイツか。洒落にならんことするな。
自炊を始めてみましたが、根が不精で不器用なもので馬鹿舌が加速してます。
消し去ろうと願う度に心が体が君を覚えてる
世界の中心でアイを叫んだけもの
残酷な天使のテーゼ - 脱積読宣言
ハレ晴レユカイ - 脱積読宣言
世界の中心でアイを叫んだけもの
1996.3.27放映 『新世紀エヴァンゲリオン』最終話。
英文サブタイトル:Take care of yourself
脚本:庵野秀明*1、絵コンテ:摩砂雪*2・鶴巻和哉*3・庵野秀明、演出:摩砂雪・鶴巻和哉
メインキャスト
碇シンジ:緒方恵美*4、綾波レイ:林原めぐみ*5、惣流=アスカ=ラングレー:宮村優子*6、葛城ミサト:三石琴乃*7、渚カヲル:石田彰*8
GAINAXの伝統に従い古典SFの名作『世界の中心で愛を叫んだけもの』からタイトルをいただいた『新世紀エヴァンゲリオン』の最終話。前話「終わる世界」から引き続いてのシンジの精神世界のお話。途中で制作資金枯渇したための苦肉の策とは言え、もし資金が潤沢で当初の構想どおりのEVA量産型の群れとの最終決戦が最終話になっていたとしたら、あそこまでのEVAブームは起こらなかったでしょう。怪我の功名の典型です。
肝心の内容ですが、正直ラストの学園ラブコメ風エヴァンゲリオンしか印象に残っていません。碇ゲンドウ・ユイ夫妻が最高でした。
NEON GENESIS EVANGELION vol.08 [DVD]
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ハーラン=エリスン
エリソン
Harlan Ellison。1934年〜。アメリカのSF作家・評論家・テレビ脚本家。不良少年の世界に材をとった初期作品を経て、俗語と口語を多用した熱気の篭るSF短編で人気を博す。代表的な短編は『世界の中心で愛を叫んだけもの』(1969)と『死の鳥物語』('75)に多く見つかる。『危険なヴィジョン』('67)は、多数の作家の書下ろし短編SFを編集した大冊のアンソロジーで、彼のSF観を体現している。(『増補改定 新潮世界文学辞典』より引用)
↑のタイトル元ネタ「世界の中心で愛を叫んだけもの」の作者。余談ですが、同作のタイトルは「世界の中心でアイを叫んだけもの」からの孫引きで『世界の中心で愛を叫ぶ』にも流用されてたりします。
閑話休題。1960-70年代に流行ったこの人の作品ですが、ひねりの少ないど真ん中直球のB級アクションから難解な哲学的作品までその傾向は多岐に亘ります。ただ、小難しい科学用語や造語、ジャーゴンをちりばめてSFテイストを盛り上げる作風なので、そういうのが好きな人でないと読むの苦痛なんでないかと。正直訳者の力量次第って気もしますが。とりあえず↓の短編の訳者は個人的にアウトでした。
世界の中心で愛を叫んだけもの (ハヤカワ文庫 SF エ 4-1)
- 作者: ハーラン・エリスン,浅倉久志,伊藤典夫
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くずし字
崩し字
崩書きにした文字。(『広辞苑 第五版』より引用)
古文書読解や書道鑑賞の絶対的障害となっているくずし字。これの所為で書道の敷居が無駄に高くなってしまい、武田双雲の跋扈を許してしまっているかと思うと内心忸怩たるものがありますが、それはおいといて、くずし字について少し解説でもしてみようかと思います。
以下執筆中にデータ消失。もういやだ。
- 作者: 児玉幸多
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苦笑いをやめて思いカーテンを開けよう
- アーティスト: 平井堅,Don Henley,Glenn Frey,亀田誠治,鈴木大
- 出版社/メーカー: DefSTAR RECORDS
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*1:カラー代表取締役。代表作:『ふしぎの海のナディア』、『トップをねらえ!』、『彼氏彼女の事情』(監督)他。
*2:代表作:『ヱヴァンゲリオン新劇場版』(監督)、『ふしぎの海のナディア』『燃える!お兄さん』(作画監督)他。
*3:代表作:『フリクリ』『トップをねらえ!2』(監督)、『ふしぎの海のナディア』(作画監督)他。
*4:JTBエンタテインメント所属。代表作:蔵馬(『幽☆遊☆白書』)、天王はるか(『美少女戦士セーラームーンS』)、月城雪兎(『カードキャプターさくら』)他。
*5:ウッドパークオフィス所属。代表作:リナ=インバース(『スレイヤーズ』)、フェイ=ヴァレンタイン(『カウボーイビバップ』)、灰原哀(『名探偵コナン』)他。
*6:ジャパンアクションエンタープライズ所属。代表作:珠野ひなぎく(『愛天使伝説エンジェルピーチ』)、遠山和葉(『名探偵コナン』)、笹原夏姫(『はいぱーぽりす』)他。
*7:ラズリーアロー所属。代表作:月野うさぎ(『美少女戦士セーラームーン』)、マリュー=ラミアス(『機動戦士ガンダムSEED』)、野比玉子(二代目)(『ドラえもん(テレビ朝日版)』)他。
*8:マウスプロモーション所属。代表作:アスラン=ザラ(『機動戦士ガンダムSEED』)、獣神官ゼロス(『スレイヤーズNEXT』)、桂小太郎(『銀魂』)他。