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NHKのゴールデンには魔物が棲む・・・のか?
最近は住民票在地以外でも投票が出来ることが判明したので、広島の候補者の品定め。候補者内訳は自民・民主・共産それぞれ1、無所属3。本来ならノータイムで支持政党たる自民候補者に投票すべきなのでしょうが、いかんせんそれが古賀派で問題行動*1の多い溝手顕正とあっては、投票する気もおきません。次善の策で無所属×3を見渡せば、独自の性教育理論で広島でプチブーム中の新社会党崩れ(河野美代子)、公明からの出奔者(福本潤一)、セレブの思い出作り(吉長ゆい)と碌なのがいません。仕方ないので民主かと思っても、根っからの小沢派で前回衆院選で亀井vs堀江の影でぼろ負け喰らった佐藤正治、とこれまた却下。いずれがどくだみラフレシア、まっこと丙丁つけがたい争いですが、一応腐っても自民&隣の隣町*2生まれの縁で溝手に投票します。広島から池田勇人並の大政治家が再び立つ日はいつか来るのでしょうか。因みに比例区はヒゲの隊長こと佐藤正久氏に投票します。意外とミーハーなんです、僕。
日本古典文学大系〈第20〉土佐日記・かげろふの日記・和泉式部日記・更級日記 (1957年)
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1957/12/05
- メディア: 単行本
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変わらない景色見慣れたはずのWay home
土佐日記
平安時代の日記文学。紀貫之*3作。935頃成立。土佐守の任期を終えて帰京する約2ヶ月の旅の日記で、貫之に従って帰京する女性に仮託し仮名文で記す。漢文的な表現も多く内容は男性的で、虚構部分も多い。我が国最初の日記文学作品。(『岩波日本史辞典』より引用)
「春はあけぼの・・・」じゃなかった「をとこもすなる日記といふものを、をむなもしてみんとてすなり」ではじまる誰もが一度は教科書で学んだことのあるであろう日本の誇る名作古典。仮名文学の濫觴だの、漢文一極支配への和風文学反逆の咆哮だの、大仰な評価を与えられがちな本作ですが、通読の感想は、紀貫之の自身の文才の過信への不快感が一番でした。修辞や言葉遊びを多用する作風は、筆者の漢文への反感を差し引いても、少し鼻につくものがあります。千年の時を超えても見えるが如くに感じれる「俺上手いことゆうたった」っていうしたり顔は正直どうかと思います。まあ多分、多分に同属嫌悪が含まれてるのでしょうが。