産経ニュース
悪党の末路は悲惨ですね。レコード大賞をずらしてまで、打った乾坤一擲の賭けがこのざまとはTBSも貧すれば鈍するようです。
定期的に襲ってくるドスランプに首までずっぽり嵌って呻吟ちうですが、カープが勝っちゃったので仕方なく更新。調子悪いなら悪いなりに何とか誤魔化すのがプロの仕事。頑張っていきましょー。
![賭博 1 (ものと人間の文化史 40-1) 賭博 1 (ものと人間の文化史 40-1)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41QhHVuWt4L._SL160_.jpg)
- 作者: 増川宏一
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 1980/06
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
期待半分 確立イーブン 明日はこれから
アウトローの好む下賤の遊戯として、軽蔑され忌み嫌われ、学問の俎上にあげられて来なかった「賭博」という分野に鋭く切り込む渾身の名著。作者増川宏一氏の「昭和の宮武外骨」の名に恥じぬ、微に入り細を穿ち、されど煩ならざる美文名文を特とご堪能あれ。
学者先生様にしては綺麗で読みやすい文章です。定義・起源・種類・用具それぞれについて網羅的に研究を紹介する形式をとっているため、各単元は非常に面白く読めるのですが、いかんせん印象が散漫になってしまいがちで感想が書き辛いったらありません。一本通したテーマ性は希薄なので、通勤通学や待ち合わせのお供にどうぞ。
神様に手を合わせてみたとこで 鉛筆をころがして決めてるよ
以上手抜き更新終わり。博打の起源は占いであったとか、面白い意見もありますし、賭博の種類や用具の紹介は非常に幅広く図版も豊富なので読む価値はあります。感想文の題材に使用なんて邪まな動機でなければ、読み捨てるにも研究の友にも最適の本でしょう。『賭博Ⅱ』は賭博の歴史を紹介しているようなのでもう少しまともな感想が書けるかと存じます。リベンジに乞う御期待。
もっとも我等がカープが秋季吉例、育成&思い出作りの勝敗は二の次にして見に来てねモードに入ってしまったので、いつになるやら分かりませんが。