脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

対T第21-23回戦

第21回戦○2-1

 サヨナラ!前日最終回の嫌な流れを受けて、今日負けたら元の木阿弥になりそうな正念場を大竹が1失点完投で乗り切れば、女房役の石原がそれに応えるサヨナラHRで破竹の7連勝&マジック8。

今日のヒーロー

 これで5年連続のサヨナラ打*1。相変わらずなんか持ってるなあ。

第22回戦●1-9

 中休み。野村がまさかの乱調で完敗。最終回の廣瀬の意地の1発がせめてもの救いでしょうか。中日も勝ってマジックは8で変わらず。

今日の戦犯

 念願の二桁勝利で気が抜けましたかね。

第23回戦○3-1

 リスタート。負ければ破竹の連勝もフロックで終わりかねない大事な1戦。バリントンの7回1失点の好投に打線も応えて横綱相撲で完勝。裏で中日も負けてマジックも残り6。

今日のヒーロー

 念願の二桁到達で10勝トリオの完成。あと大竹が一つ勝てば10勝カルテットの誕生。投手王国復活の狼煙は上げられたか。

総評

 3カード連続3タテの快挙こそなりませんでしたが、無事勝ち越して魔の9連戦の勝越しを早くも決めました。先週まで「3つ勝てれば万々歳」なんて言ってたのが嘘の様です。CSマジックも順調に減って念願の初進出もほぼ確定的に。ここまで来たら志は高く借金完済といってもらいたいものです。

今カードの殊勲者

1位:石原慶幸 41.3
2位:大竹寛 38.6
3位:バリントン 25.6

 最終盤の大事な局面に来て鯉女房石原が謎の大爆発。この勝負強さこそが彼が正捕手を譲らないでいられる一因なんでしょうね。

今カードの要反省

1位:野村祐輔 -28.4
2位:エルドレッド -25.6
3位:木村昇吾 -13.1

 エルドレッドの一時の輝きが早くも失せてあっさりブンブン丸に逆戻り。4番の呪いはそこまで強力なんでしょうか。

*1:安打×2、死球スクイズ・HR各×1

『知の逆転』

http://guideline.livedoor.biz/archives/52360515.html
伝統を言い訳にした老害どもなんて無視して国際化を目指しましょう。貴乃花親方期待してますよ。


 父上様の喜寿の祝いがてら10年ぶりの家族旅行を計画中。京都を基点に敦賀舞鶴天橋立とめぐる若狭・丹後満喫コースを予定していますので、お勧めの観光スポットあったら是非教えてください。

知の逆転 (NHK出版新書)

知の逆転 (NHK出版新書)

あの時本に書いてあった事が

 ジャレド=ダイアモンド・ノーム=チョムスキー・オリバー=サックス・マービン=ミンスキー・トム=レイトン・ジェームズ=ワトソン。人類生態学言語学・精神医学・人工知能応用数学分子生物学、各々の専門分野で偉大な業績を成し遂げた6人の知の巨人たちが語る21世紀の展望とは。


 パッと見は読み捨て上等の売り逃げ本ながらも、その内容は重厚でありながら読みやすく、専門外の分野への好奇心を掻き立たせるに十二分な出来栄え。まさかこんなインタビュー本がここまで面白いとは。ベストセラーになってる理由も分かります。
 インタビュアーもスローライフ讃美・アンチグローバリズムの鎧こそちらちら覗きますが、自身の思想を抑えてよき聞き役兼編者に徹するという基本のキの字が守れているので全く気になりません。つーか、日本人、特に売れっ子はその当たり前が全くできてない連中ばっかりだから困る。閑話休題。訳も分かりやすさ重視の口語体で全くストレスなく読めます。「時々ああ皆さん日本語お上手なのね」って思うくらいに自然。まあそれはそれで意訳のし過ぎの可能性は捨てきれませんが。
 とまれ、読みやすくかつ知的好奇心を刺激しまくる良著です。もっとこういういい本が増えてくれるといいなあ。

 

無我夢中で走ってさえいたらチョウチョ巻き上げた分だけ風を起こせると思ってた

 こういう対談やインタビュー本を読むたび思うのは、こんだけ博識だったら人生楽しいだろうなぁ、と。多分彼らは我々と同じものを見ても全く違う世界が見えているはずです。多分もうかなり手遅れですが、彼らのように「世界」を満喫できるようにもっともっと該博な知識を吸収していきたいものです。

誰も教えてくれなかったこと

誰も教えてくれなかったこと

帰ってきた今日の一行知識

ソクラテスは「書く」ことを軽蔑していた

 文字に頼ると記憶力が低下するからってのが理由だそうですが、彼ほどの知性を以てしても新しいツールってのは使いこなせないもんなんですね。