脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『バッタを倒しにアフリカへ』

【奇跡】W杯・森保ジャパン、ドイツ相手に勝ち点3ゲットwwwwwwwwwwwwww | やらおん!
今大会は惨敗の周期って冷笑してた自分を愧じます。こうなったらこのまま悲願のベスト8目指して突き進んでもらいたいもんです。


 念願のぽこぴー展参戦。以下感想箇条書き

  • 待機場所にも写真や動画などが展示してあって退屈させない配慮が素晴らしい。ぽこぴーランド設定資料集とぽんぽこのVRワールドフォトエッセイ集欲しいなあ。
  • カップルと家族連れだらけで地味にアウェー感が
  • 着ぐるみ、ぽんぽこはともかくピーナッツくんがでかい。あと、ぽんぽこの尻尾が滅茶苦茶可愛くて萌えた。
  • パペット、動画では生命感溢れて可愛かったのが、展示されてるとなんとも物寂しい感じ。「中の人」の偉大さが再確認できました。
  • 物販、流石にめぼしいのはほぼ壊滅。会計で見境なくエポスカードの勧誘する(+無視できない程度に特典が魅力的)所為でレジ列がえらいことに。デパート側の問題でしょうがここは改善してほしいなあ
  • 戦利品:「ピーナッツくんCD BOX」、「ボールペン」、「ジッパーバイト(ぽんぽこ)」、「ぽんぽこ コーヒー&ラスク缶」、「狸豆新聞」、「ポストカード」×4(泣)

明日はきっとアレに届いてる

 ポスドクとしてポストと日々の糧の確保に汲々とするサバクトビバッタの若手研究者前野浩太郎。彼は遠き異国の地モーリタニア国立サバクトビバッタ防除センターでのフィールドワークで雄飛への切欠を掴めるのか。


 日本を蝕むポスドク問題の深刻さを知る教科書としても、それを克服し雄飛を果たさんとする前野ウルド浩太郎の英雄譚としても楽しめる名著。置かれてる状況はかなり深刻ですし、異国での生活は無茶苦茶ハードなんですが、それを笑い話に転化できる作者のバイタリティと文才には頭が下がります。もろ自分と同世代な方だけあって、古の個人サイトの文体そのままなので、最近の若い方にはちょっと加齢臭がきついかもしれませんが、たしかな才能と情熱を持つこれぞ学者の鑑というべき次代の才能の発露を是非一緒に堪能しましょう。これを読んで涙できない奴はそもそも学問に向いてません。

柔らかな魂で混ぜ合わせた秘密裏通りを駆ける

 ゼミ見学に行った時に一番最初に教授にかけられた言葉が今でも忘れられません。「彼女はいるか?いるならさっさと結婚して食わせてもらえ」。世知辛いことこの上ありませんが、まあ学問の本質はトロンいないとやってられない貴族の道楽だよなあと。そう考えると、これからの日本がとるべき道は「選択と集中」ではなくパトロン文化の醸成ではないでしょうか。そうすれば、喫緊の課題である女性研究者比率上昇の問題もきっとあっさり解決しますよ(ゲス顔)

ハチミツ

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