脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『航空宇宙軍史・完全版一』

カオスちゃんねる : 運送会社の昭和生まれ『カーナビ無しで車を走らせろ』『昔はそれが当たり前だった』
個別訪問が主の業種でしか働いたことがないんでなんとも同意しかねます。個人宅の同定にはカーナビもGoogle Mapも無力なんですよね。ゼンリン万歳。


 先日の東京ドーム観戦の日、チケット引換から開場までの時間を利用して「けものフレンズ 吉崎観音コンセプトデザイン展」に行ってきました。以下感想箇条書き。

  • 人気を反映して雨の平日昼間なのにかなりの人出でゆっくり見れなかったのが残念。原画とかかなりの書き込みで腰を据えてじっくり見たかったよう。
  • コンセプトデザイン展なので、アニメ版よりアプリ版寄りかな。好き嫌いが少し別れるかも
  • デパートの一角なんで仕方ないんでしょうがとにかく狭い。一通り見て回るのに5分かかんない規模。お布施と割り切りましょう。
  • ネットで話題になってた、撮影禁止区域のキャプションを朗読して録音する行為が、禁止事項のアナウンスに含まれてた。フットワーク軽いなあ
  • 物販のレジのお姉ちゃんが普段はきっとオシャレなファッション雑貨を取り扱ってるであろうギャル系の子で、ちょっと申し訳なくなった
  • BD付きガイドブックの新刊買って帰ったら、内容が3分の2位展示と重複してた。いいんだ雰囲気味わいに行ったんだから。

この惑星の鼓動が切なく響いてる

カリスト―開戦前夜―

これから手がけるのは、戦略を決めるための研究にすぎない。もしも航空宇宙軍が交渉のテーブルにつこうとしない場合、取引材料として使えるかどうか検討するだけだ。実際には使用されないことを、私は願っている」byダグラス将軍

 いきなりB級テイストのハードボイルドが始まった時にはどうしてくれようかと。読み進めたら個人的に大好物な政治暗闘劇だったので大満足。やっぱりミリタリものの華はクーデターだよね。

 

タナトス戦闘団

結構。本題に入ろう。君の目標は、あれだ」by柏崎中佐


 今回はダンテがきちんとかっこよかった。プロのスパイの潜入工作、プロの秘密警察の訊問それぞれに「素人」のダンテが翻弄される様はいっそ痛快。その分後半の大逆転劇が映えます。しかし、改めて俺って戦闘シーン好きじゃないんだなあと改めて。そらスペオペが肌に合わんはずだわ。

微かに届くその音は 僕らを明日へ導く

 2015年に復活の新作で日本SF大賞を受賞した不朽の名作『航空宇宙軍史』に挑戦。ということで読み始めた本シリーズ。こっそり個人的にハード系のスペオペは結構苦手なんでちょっと不安でしたが、意外と面白かったです。これなら敬遠してた銀英伝も結構楽しめるかもしれない。スペオペとのファーストコンタクトが『無責任艦長タイラー』だったってのはかなり禍根を残してますね。

帰って来た今日の一行知識

太陽系にある惑星の衛星の殆どが月と同じように公転周期と自転周期が一致(=惑星に対して衛星が同じ面を向けたまま回る)している
月の裏側が地球から見えないってのは特に珍しいことじゃなかったんですね。月の裏側に宇宙人の基地説とか結構好きだったんだけどなあ。