脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

対S○12−11

広島東洋カープのニュース | 中国新聞アルファ
 奇跡は起こる、起こして見せます。今日も今日とて我らが大竹先生炎上&後続の中継陣も大爆発。一方打線は譲り合いの精神の麗しい寸止め気付けばで、10-5の馬鹿試合。正直ここで試合見るのやめて風呂入りました。で今帰ってきてみれば何がどうなったのか12-11の大逆転。今年のカープはやっぱり何か違う!
教訓:最後まで諦めない
勝横山 S永川  先制アレックス 同点石原 再勝越アレックス 再同点石原 決勝再々勝越前田智

スタメン

二東出
中赤松
右アレックス
一栗原
左嶋
シーボル
捕石原
遊小窪
投大竹

 今年はこれが完成形?

今日の個人的MVP


 お帰り!これでCS向けて準備は万端?

『勝者も敗者もなく〜2004年日本プロ野球選手会の103日』

遠藤正明の『歌魂』 - ニコニコ動画
リリンの生み出した文化の極みがここに


 2L入りのペットボトルを一日で消費する毎日。いつか体壊すぞ。


勝者も敗者もなく―2004年日本プロ野球選手会の103日間

勝者も敗者もなく―2004年日本プロ野球選手会の103日間

ただ待っているだけの昨日を脱ぎ捨てて

 近鉄消滅!2004年野球界に降って湧いた大騒動。そしてそれに伴う1リーグ構想の出現。「誰か」の意志を感じてしまいたくなる野球界再編成の流れ。誰もが仕方ないかと諦めかけたその時、立ち上がったのはプロ野球選手会。単なる利益要求団体が、ファンの希望と期待を背負った英雄に!悪の権化オーナー連との戦いが今始まる。


 良くも悪くも古田敦也という一人の英雄にスポットライトが集中してしまいがちな、2004年プロ野球再編騒動。それをプロ野球選手会全体の各個人の動きをフォーカスした一冊。古田の陰で、他の選手達は何をやっていたのか、それが丹念に丁寧に書き込まれています。再編騒動の一端となった、FA制度による戦力不均衡や際限なく上がり続ける年俸などの選手会の負の側面にはほっかむりして、完全無欠の正義面しているのが多少気に食いませんが、プロ野球を愛するものなら、涙なくして読めない一冊です。是非これを読んで、あの日の不安と感動を思い出しましょう。

 最後に、我らがカープのお話。他球団の選手会長が小笠原だとか高橋由伸だとかのスター選手ぞろいの中、カープだけ西山秀二だったり、ストライキ突入の際に、カープ選手だけストライキ起こしたら球団が潰れてしまうんでないかと、使用者側に立った発言をしていたりと、実にカープらしいトホホな微笑ましさで、苦笑させてくれます。カープファンの皆さんは安心していつものカープを堪能しましょう。

あなたがくれた奇跡あふれる

 無事動乱の球界再編騒動を乗り越え、巨人一極支配を脱し、地域密着型ビジネスモデルの定着し始めた日本プロ野球界。個人的には、Jリーグのようにもっと球団数を増やして、J1J2のような二部リーグ制を熱望しています。金銭的に非常に魅力的な大リーグという選択肢がリアルなものになってしまった以上、今までのような一部のスター性のあるタレントを揃えたブックは最早現実性に乏しくなってしまっています。これからは、派手な全国区のスターを応援するのではなく地元土着の泥臭く貧乏なオラがくにのチームを応援するようにしていった方が、未来は明るいんではないでしょうか。広島を出て初めて自分の町にプロ野球チームがあることのありがたさを知った者からの珍しく真面目な提案です。

Over The Future(初回限定盤 DVD付)

Over The Future(初回限定盤 DVD付)

帰ってきた今日の一行知識

広島東洋カープというチーム名は英語の文法的には間違い
チーム名には単複同形は適用されないので、「広島東洋カープ」が正解。けど、カープスって響きは果てしなく間抜けなので今のままがいいです。