脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『遭難者を救助せよ!~富山県警山岳警備隊 極限の任務に立ち向かう男たち』

従業員退職で倒産する企業が過去最多に:ハムスター速報
中小だと仕事なんてほぼ属人的なものばっかなんで、そらメインの案件担当してた人間抜けたら死にますわな。


 確定申告完了。とりあえず財務省解体デモの主催者の連絡先でも調べようかしらん
 

山できたえて共に学ぶよ

 富山県警山岳警備隊。剣立山の峻峰をまたにかけ活躍する彼らの素顔が今ここに。


 山岳モノに外れなしと思って読んだら果てしなくコレジャナイ感が・・・。富山県警山岳警備隊というテーマは非常に興味深いんですが、実際の救助の実務とか壮絶な訓練のエピソードに焦点を当てるんじゃなく、隊員の銘々伝にしちゃってるんで山岳モノに求める面白さとは全く別物になっています。そもそも隊員の方々皆さんちょっと山が好きで無茶苦茶なスキルと使命感を持ってるだけの地に足の着いた一般人なんで、伝記が面白くなるはずもなく・・・。日の当たらない名もなき英雄たちにスポットライトをって高邁な理想は分かるんですが、それが面白いかと言われるとねえ。ずっと社内報の社員紹介コラム読まされてるような感じで正直退屈。鉄板ジャンルでも油断しちゃあいけないってのを学びました。

娘さんよく聞けよ山男にゃ惚れるなよ

 感想書いてて思ったんですが、密着ドキュメンタリードラマの方法論で作られてるから文字媒体だと面白くないんだ、これ。本人が喋ってる映像にナレーションや再現ドラマつけたら普通に面白く見れる題材になりそうだなあと。逆に文字媒体で読んで面白い遭難救出シーンなんか実写で再現されても陳腐なだけですもんね。媒体の違いによって面白く扱えるテーマが違ってくるんだと勉強になりました。


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