脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『集英社版日本の歴史④〜平安建都』

【画像】大阪府警の脱走犯の探し方、無能丸出し | アンダーワールド
周防大島の事件で理稀ちゃんを警察が見つけれなくて尾畠さんが一瞬で見つけられた理由がよく分かる


 新小岩駅名物人身事故で総武線快速が遅延。ようやく動き出した列車に乗って駅に辿り着いたのはいいんですが、ホームに流れる「足元に濡れた場所がございますのでご注意ください」のアナウンス。何があったか想像しちゃじゃんかよう。案の定血痕見つけちゃうし。


競馬成績・・・H30収支-27080

  • 札幌記念・・・本命モズカッチャン+460
  • 北九州記念・・・本命ゴールドクィーン-100
  • 札幌日刊スポーツ杯・・・本命オリエントワークス+130
  • TVQ杯・・・本命コマビショウ+20
  • NST賞・・・本命ベストマッチョ-100
  • 日本海S・・・本命ルックトゥワイス-100

SRWX進捗

  • 3周目第37話「誰も知らない明日へ」コネクティヴ・ヒナ。トップエース:兜甲児@マジンカイザー

平安建都 (日本の歴史)

平安建都 (日本の歴史)

こぼれる光の隙間からやさしい琴の音の都

 ついに歴史の舞台は京都へ。絢爛なる王都平安京にて繰り広げられる歴史絵巻をご堪能あれ。


 集英社版日本の歴史シリーズの早五巻目。ようやく平安時代突入で漸く「歴史」らしくなってまいりました。今巻の範囲は長岡京遷都から純友の乱までの平安時代前期。中高の歴史の授業でも、弘仁・貞観文化などは取り上げられるものの政治史的には今一影の薄い時代。小学生レベルだと「鳴くよウグイス平安京」(794)からは「白紙に戻す遣唐使」(894)まで丸々100年ぶっ飛ぶもんなあ。それに女性作者のなのも相俟ってか、政治史の叙述は最小限で文化、特に民衆・地方文化の紹介に大きく紙幅がとられているので、私のような平安時代政治暗闘史が好物の性悪には少し物足りない構成。まあ絢爛豪華な平安絵巻と言った世間一般のイメージに忠実であろうとすればこれの方が正しいんでしょうけど。

散りゆく花びらは河に揺られあなたを永久に謳う

 このブログでも何度も語ってる気がしますが、平安時代室町時代の学校教育での軽視は実に勿体ない。ビスマルクの「愚者は経験に倣い、賢者は歴史に学ぶ」の金言にもっとも適した教材だと思うんですけどねえ。まあ、「従順無比な労働力の育成」が至上命題な現在の学校教育において、「権力闘争の実例」なんて百害あって一利なしな教材か。

Wonder Wings

Wonder Wings

帰ってきた今日の一行知識

平安京における一般庶民の持ち家の平均的敷地面積は約110坪
最近京都の地価は高騰してるようですし今となっては高嶺の花もいいとこですね。