脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『世界の歴史②〜中華文明の誕生』

痛いニュース(ノ∀`) : 【画像】 マックで爺さんアルバイト募集中 人手不足の影響か - ライブドアブログ
近いうちに「シニア世代の部下との接し方」が管理職研修の必須科目になりそうですね。


 我々ポストバブル世代の一番の悪癖は「現実を見ずに、覚悟もなく綺麗事を言う」だと思います。「部下(現場)を守らきゃ」の使命感はいいんですが、確たる実績も上層部への発言権も無い状態でそれやると不満分子を煽動する悪質なアジテーターでしかないことになんで気付かないかなあ。


競馬進捗・・・H29収支-50170

世界の歴史 (2) 中華文明の誕生

世界の歴史 (2) 中華文明の誕生

ああ翡翠の奥によみがえる軌跡

 仰韶・竜山・夏・殷・周・春秋・戦国・秦・前漢・新・後漢・三国・・・。中華帝国の黎明を彩った王朝達の物語。


 中央公論社の世界の歴史シリーズ第2巻は中国文明新石器時代から晋朝の誕生までの所謂中国古代史を概観しています。2人作者制なんですが、前半の著者平勢隆郎氏のパートは紀年論や陰陽五行説に傾倒しすぎてて正直退屈。史料批判歴史学の華だけどそれだけじゃあ物語にはならないよ、ママン。後半パートは時代が文献史料のたんまり残る秦漢期に入ることもありページをめくる手が緩むことがありません。主題によるとはいえ、エンターテイナーとしての歴史家の力量を考えされられる一冊でした。

輝き続ける紅の炎絶やさず進むある!

 やっぱり中国はスケールが違うなあ。と島国に住まう小日本人は思ってしまうのでした。中共支那は別と割り切って、しっかり中華文明に学びましょう。

ヘタリア キャラクターCD Vol.8 中国

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帰って来た今日の一行知識

卑弥呼の使者が謁見した時の魏の皇帝は3代曹芳
また選りにも選ってマイナーというか、弱体な皇帝の時に。通りであんま名前が表に出んはずだ。しかし、もし20年早く曹操と謁見できていたら・・・と考えると、なんだかロマンがありますね。