http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51498045.html
さてこの中にジョークを解さぬ野蛮人が何人いますでしょうか。とりあえずベネディクト法王とブッシュ前大統領とナチスはやばそうだなっと。
時間潰しに2回夕飯に1回と1日3マック(店舗も全部別)をやらかしてしまいました。なんだろうこの高揚した敗北感は。
SRW AP進捗
- 作者: 北尾トロ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
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笑ってるいつでも本当は強がってる
今刑事裁判傍聴が熱い!TV報道や雑誌取材では決して知りえぬ「生」の真実の迫力。一度知れば病み付きになること間違いなしのこのブームの火付け役北尾トロの「裁判長!」シリーズ第2弾。
自分に絶対火の粉の降りかからぬ他人の喧嘩ほど面白いものはこの世になし。それを国家権力と現代の進士たる弁護士とが全身全霊を挙げて根掘り葉掘り微に入り細を穿ち調べ上げたものをただで一般公開してくれるのだから、これを楽しまない手はありません。しかし、普段は非常に好感の持てる、北尾氏の淡々としたシンプルな文章が今回ばかりは逆効果。やはりこういった下世話な話を扱うには大手マスコミの皆さんを見習って、もっと下品にあざとい位の煽りがあった方が盛り上がります。
題材は間違いなく面白く頭も使わずに読める佳作なので、長旅のお供にどうぞ。昏い優越感に浸れること間違いなしです。ただミイラ取りがミイラにならないように気をつけて。
だってヤなトコもまとめて丸ごと愛してるから
鳴り物入りで遂に始まった裁判員裁判。NHKの無駄に力入れまくった特集には閉口しましたが、裁判を身近で分かりやすい物にする。という当初の目的は達成できているようなので、まあ成功と言っていいんでないでしょうか。教育業界や医療業界しかり、一部の特権階級の寡占する閉鎖的な業界は容易く硬直衰退します。たまには、法曹のエリートの皆さんもジャーゴンに頼らず、一般人に分かる言葉に翻訳する努力するのもいいんでないですか。
しかし、一方で、日本人は無駄に極端に厳罰志向なのも事実。一般人の裁判参画でどんだけ平均量刑が重くなるか見ものです。人権派弁護士の皆さん頑張ってくださいね。ポピュリズムという怪物にインテリの蟷螂の斧が何処まで抗えるか楽しみに見物させてもらいます。願わくは、生涯主役脇役で舞台に上がらずに済みますことを。