脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『スピノザ~読む人の肖像』

おーるじゃんる : 【速報】小泉進次郎、総裁選出馬表明!バックに菅と岸田派の応援がついている模様・・・
これで面子は出揃いましたね。腐っても自民党で多士済々といったとこでしょうか。とりあえず、「フルスペックの総裁選にしたのは党員資格の更新狙い」って分析には膝を打った。


 シェアを争う同業者と新体制に伴う業務分担会議。利益に直結しない雑務をかなり押し付けられました。ただ、結果として契約書作成と集金代行とオリエンテーリングetcと基幹業務の大半ウチが抑えたんだけど担当者は帰って怒られないのかしらん。損して得取れの精神って大事ですね。

どこまでも拡がるイメージはそう

スピノザ Baruch (Benedictus) de Spinoza
 西暦1632-’77年。オランダの哲学者。
 アムステルダムユダヤ商人*1の子。ユダヤ教徒として神学的訓練をうけたが、ルネサンスの自由な思想にふれ、その無神論的傾向のため、1656破門、ユダヤ人社会から追放される。以後、教師とレンズみがきで生計を立てながら、各地を転歴。'73ハイデルベルク大に招かれたが断わり、平穏な生活を選ぶ。デカルト*2の影響を強くうけ、唯一無限である〈実体〉から演繹的に哲学体系を構成。〈実体〉はそれ自身の中にあり、かつそれ自身によって理解される〈神〉に等しいものであるが、この神は、キリスト教的な人格神でなく〈自然〉そのものである。しかも〈自然〉は物質であり、純粋に自然自体によって説明されるものであるから、デカルトのような精神および自然の創造者としての〈神〉はしりぞけられる。スピノザは、この汎神論によってデカルトを克服、機械的唯物論を発展させた。しかし〈実体〉を永遠と考える形而上学的側面をもっている。(『コンサイス人名辞典 外国篇』より引用)


 中世哲学の巨人スピノザの伝記に挑戦。のはずだったんですが、内情は伝記的側面はほとんどなく彼や影響を受けたとされるデカルトの著書などを元に延々と神学論争を見せつけられるだけのもの。凡人にはその理屈はおろか価値も意味も全く解することのできない論理展開に呆然。数学とか物理学ならここで一種の畏怖を抱けるのですが、哲学だともう正直何言ってんだこいつらはって感想しか出てきません。という訳で、反知性主義者養成の為のテキストとしては最上級の部類に入る一冊と思いますので、参政党やれいわ新撰組の支持者の皆さんは布教用にお使いになられるとよいのでは。

忘れたよ忘れたよぼくは右目をとじた

 文学部出身というと「哲学とか詳しいの?」or「詩を読んだりするの?」としか聞かれなくてどっちも嫌いな自分はかなりイライラ。歴史学は文献精査必須の考証学的学問なんだいと叫びたくなります。AIの跋扈が目前の課題となっている現代、史料精査や原本確認のスキルは絶対に必要です。という訳で、みんなもっと史学科を選考しよう。


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*1:ミカエル=デスピノーザ。ポルトガルでのユダヤ人迫害から逃れオランダへ移住してきた。

*2:René Descartes。代表作:「方法序説」、『情念論』、『哲学の原理』他。