脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『氷川清話』

大阪万博さん 頭おかしいベンチを設置「考えた人間は絶対にサイコパス」「アニミズムの国でこれやるのもはや喧嘩売ってる」:ハムスター速報
リサイクルって意味でしたら間違いなく正しいんでしょうけど、流石にこれは悪趣味が過ぎる。つーかこれやるなら廃棄される等身大フィギュアラブドール使って人間椅子作った方が・・・って思っちゃうのはクズの意見なんでしょうね。


 公私ともに予定を詰め込み過ぎた所為で4月一杯は死んでます。生きてGWを迎えられるといーなー。

夕陽背にして薄を噛めば

氷川清話
 勝海舟*1の談話録。
 1887勝は伯爵を受爵した。勝は東京市赤坂区氷川町(現:東京都港区赤坂六丁目)に住んでいたため、氷川伯と呼ばれており、この書名の由来となった。吉本襄は『海舟先生 氷川清話』として1897年11月22日に、続編を1898年5月27日、続々編を1898年11月17日に鉄華書院から出版した。さらに3冊の合冊本を1902年11月に狂簡文房から出版した。一般向けの談話集として人気を博し、『氷川清話』は勝の座談の代名詞になった。 (wikipediaより修整引用)


 みんな大好き勝海舟大先生のホラ噺座談集。「坂本龍馬は最初自分を暗殺しに来た」だの「一度岡田以蔵に護衛をしてもらったことがある」だのの幕末好きなら一度は聞いたことのあるエピソードが満載です。その語り口は実に軽妙かつリアリティに溢れた秀逸なものなのですが、同時に「あ、絶対こいつ話盛ってやがる」って確信できてしまうのもまた一興。幕末のエピソードに関しては前述の通り非常にワクワクするものばかりなのですが、評論とか人物評とか現代の政談とかになると一気に老害モードに入るんでそこも苦笑。自作の漢詩とかドヤ顔で披露された編者の困り顔が目に浮かぶようです。
 という訳で、真面目に幕末史の参考資料として読むもよし、面白ほらふき親父の戯言を生暖かく見守るもよし、色んな楽しみ方のできる名著です。

宿場むすめと一本刀情けからめば錆がつく

 幕末の偉人と言えばいの一番に出てくるのは間違いなく坂本龍馬ですが、師匠が勝海舟で部下に陸奥宗光がいるって、エピソードを語り継ぐって一点においては大概なチートだよなあと。氷川清話に蹇蹇録って幕末回想記のベストセラーの双璧を両方おさえてるんですけど。そら構成司馬遼太郎とか武田鉄矢もエピソード探すの苦労しなかっただろうなあ。世の成功者の皆さん、後世に名を残すためには身近に文才のある奴置いとくのってとっても大事ですよ。


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*1:安芳。初代海軍卿。伯爵。安房守。父小吉、母信。旧名:義邦。 安政の改革で海防意見書が阿部正弘の目に留まり大久保一翁の後援により累進。咸臨丸艦長・軍艦奉行などの要職を歴任し公議政体論を推進するも頓挫し失脚蟄居。第二次長州征討に際し復権し、江戸城無血開城などの功を挙げた。新政府でも要職を任されるも生来の短気が災いして早々に下野。徳川氏の保護や座談などに後半生を捧げた。代表作: 『氷川清話』・『海舟座談』(談話録)他。