コオロギパウダーを学校給食で食べさせて炎上した会社 無事に破産:ハムスター速報
今から考えると今回の兵庫県知事選で露呈された「オールドマスコミが応援するのは逆効果」現象の先駆けだったんでしょうね。この騒動の所為でぽコピー他Vtuberさん達の昆虫食ブームが巻き添え食って壊滅したのは絶許。
腐れコンサル続報。もてる限りの情報網を駆使して現況把握というかクライアントの意図を確認完了。結果、あの無能、鳩の能力も狐の矜持もない単なる幇間だったことが判明。どうやって処してやろうか。
透き通る視界は良好だ
本の背骨が最後に残る
「そちらの方が、私が焼かれた時に心が沸き立つでしょうから。一度も言葉を交わしたことの無い本が焼かれるのを見るのと、一度でも言葉を交わした本が焼かれるのを見るのとでは、愉しみの質が変わってきます」by十
確かこれが斜線堂有紀の初読作品。なんとも名状しがたい独特なダークな世界観に打ちのめされた気がします。初読時は、凄惨美にばかり目がいってましたが、再読時は白雪姫の物語をこじつけで再解釈するミステリ的な愉しみが見えて来て二度美味しい感じに。名作は色んな種類の楽しみ方ができるからいいですよね。
死して屍知る者無し
「転化はいいことなんでしょ?なんで先延ばしにしようとするの?」byくいな
拷問惨死特化の本アンソロにあって異色の牧歌的な一話。とは言え家畜への生まれ変わりを信じる新興宗教集団の名状しがたい不気味さが実に心に残ります。
ドッペルイェーガー
「うん、嫌だね。痛いのは嫌だね」by沖野慶樹
人格をコピーして電脳空間にアップロードできる世界観。嗜虐趣味を満たすのに他人の人格を利用するのは違法だから、自分の人格をコピーしてロリのアバターに入れて虐殺するって発想の邪悪さに痺れます。残虐極まりない反社会的な嗜虐趣味を心の奥底に持ちながらも、その趣味を表に出さず社会生活を営んでいる人間は糾弾されるべきかという内心の自由に切り込んだ傑作だと思います。まあそんな大上段に振りかぶんなくても狩る側狩られる側双方の視点から楽しめる虐殺劇を存分に堪能するだけでも十分に快作だと思いますが。
痛妃婚姻譚
「さあ、この石榴を思うがまま味わいたい者は!百夜通しを目前とする、至高の痛妃に触れたい者は!」by石榴
麻酔技術が発達しなかった代わりに他人に苦痛を肩代わりさせる技術が発達してしまった狂気の世界で踊り狂う賎にして聖なる舞姫たちの美しくも悲しい物語。おぞましくも美しい世界観が最高です。
金魚姫の物語
『雨が降り始めたから、モデルになってあげてもいい』by遥原憂
雨に打たれ続け生きながらに腐り落ちる美少女の悲劇。「『九相図』を見たかっただけなんでしょ」の凄惨系ホラー愛好者への痛烈な弾劾は胸に刺さります。
デウス・エクス・セラピー
「呆けてる場合じゃない。僕の言っていることの意味が分かる?君は、これからこの世で最も不幸な肉塊になるんだ」byロス=グッドウィン
初読時はなんて凄惨な拷問描写・・・って驚嘆したんですが、まだぬるい方だったんですねこれ。
本は背骨が最初に形成る
「安い安い!この程度で済むのなら、余りに安い!ああ、私には理解が出来ぬ―他の本は何故求めない!この程度なのに、何故!」by十
凄惨美もこじつけ御伽噺解釈ミステリーも筆が乗りまくってて無茶苦茶な怪作に昇華されてます。いいぞもっとやれ。
晴れるか曇るかどうでもいいや前を見ろ
どれもこれも名作でしたがやはり印象的というか考えさせられたのは「ドッペルイェーガー」。ロリショタやリョナやレイプなどの実世界では絶対に実現させてはいけない欲望を仮想空間で発散するのは是か非か。昨今の表現規制に直結する重要な論点だと思います。表に出さないのであればどんな非道徳な瀆神行為を夢想しても赦される。それこそが真の内心の自由なのではないでしょうか。
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