脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

脳外科医竹田くんと前田智徳の保留とカエサルについて

痛いニュース(ノ∀`) : 【大阪】ストリップ劇場を摘発 ダンサーの女が下半身を露出していたという 経営者の男ら10人逮捕 - ライブドアブログ
点数稼ぎの警察の小遣い稼ぎを赦すな!万博開催反対するにたる理由がまた一つ増えました。


 腐れコンサルが能無し担当の所為で大炎上。普段いがみ合ってる現場が一枚岩になって排除を連れてきたワンマンの代表に直訴って相当やぞと。無能な味方はどんな強力な敵より厄介ってのを実感しました。さあ、俺はどうやってこの修羅場から逃げようか。

選ばれし戦士の狂気の叫び声が共鳴した時こそ真の皇帝になる

脳外科医竹田くん

脳外科医 竹田くん
 令和五(2023)年1月から7月までブログサービスの「はてなブログ」で連載されたWEB漫画で、医療系の「ホラー漫画」とも評される。
 架空の地方都市である赤池市にある市民病院で、手術手技が未熟で様々な医療事故を起こす脳神経外科医の竹田*1と、竹田の上司でありながら彼に翻弄される「僕」こと古荒*2の姿を描く。2023年連載中の時点で作者は明らかになっておらず、「脳外科医 竹田くん」製作委員会とクレジットしている。
 兵庫県赤穂市民病院で過去に発生した医療事故が題材と巷説され、手術エピソードや患者の後遺症などの描写は「病院関係者が制作協力しているとしか思えないほどリアル」「関係者の方がまず間違いなく関わっている」と医師らが評している。
 地名、病院名、登場人物の名前やキャラクターデザイン、などを実在する関係者から採っていると思われ、赤穂市民病院で医療事故を相次いで発生させた男性医師や上長の個人情報がインターネットで拡散された。(wikipediaより修整引用)

dr-takeda.hatenablog.com

 最近話題の実録(多分)怪談。赤穂市民病院で起きた8件の医療事故の「真相」が赤裸々につづられています。漫画としては絵も構成もキャラクターもかなり稚拙なんですが、そんなのどうでも良くなるくらいに「実話」の迫力がこちらの胸を押し潰してきてページを繰る手が止まりません。100%内部の人間の手になる連載ですがこの人身の安全は確保できてるのかしらんと心配になります。その怖さも、一般の人は医療事故そのものとその後遺症に恐怖を感じるんでしょうが、医療業界の事務方としては、「狂人」が紛れ込んでしまった際にどうやって排除するべきかの問題に背筋が冷えました。相当な覚悟で対峙しなきゃいけないから上層部が少しでも弱腰だとそら大惨事になるよなあと。超一級品のサイコホラーとして堪能させてもらいました。業界人の方は是非ご一読を。

前田智徳+契約保留リスト

前田智徳
 昭和四十六(1971)年~。身長176㎝、体重80㎏、血液型:AB型。出身地:熊本。経歴:熊本工高(1987-'89)→広島東洋カープ('90-2013)。
 熊本工高から1990年ドラフト4位で広島入団。攻走守3拍子そろった外野手として91年からレギュラーを獲得し、リーグ優勝に貢献。開幕戦では1番センターとしてスタメン出場し、プロ初本塁打となる先頭打者本塁打を放った。外野手としては史上最年少でゴールデングラブ賞を受賞。'92リーグ2位の89打点、打率3割を達成し、ベストナインにも選出された。'94年までに4年連続ゴールデングラブ賞、3年連続ベストナインを受賞。'95右足アキレス腱を断裂も、翌96年には復帰し打率.313をマーク。2001左足アキレス腱を手術したが、翌'02年に20本塁打、打率.308の活躍でカムバック賞を獲得した。'04開幕戦から19試合連続安打、'05全試合スタメンで出場し、12年ぶりのシーズン全試合出場を果たした。'06野手キャプテンに指名され、史上40人目となる3000塁打を達成し、'07通算2000安打を達成。'08年後半からは主に代打での出場となり、'09コンディション不良によりプロ入り初の一軍出場0に終わる。'13一軍打撃コーチ補佐兼任となる。'13.9.27現役引退を発表、引退試合では'09年に開場したマツダスタジアムで初めて守備に就いた。'14年からは野球評論家や解説者として活動している。ケガと戦い続け、孤高の天才、侍と呼ばれ、多くのレジェンド選手からも高く評価されている。
通算成績:試合2188打席7785打数7008得点929安打2119二塁打353三塁打17本塁打295塁打3391打点1112盗塁68盗塁死33犠打76犠飛58四球586敬遠42死球57三振765併殺打134打率.302出塁率.358長打率.484OPS.842
受賞歴

週刊ベースボールONLINEより修整引用)

保留選手名簿
 球団が当該年度の支配下選手のうち、次年度も引き続き選手契約を結ぶことを予定している選手の一覧。引退や戦力外、名簿の提出期限までに次年度の契約交渉が合意に至らなかった外国人など、名簿に記載されなかった選手は自由契約となる。(パ・リーグ.comより修整引用)


 活躍時期がもろカープの暗黒時代ともろかぶりだった所為で年俸に関しては思うさま悲哀を味合わされてきた前田智徳。当時囁かれていた「2億円の壁」の影響をもろ受けた年俸推移はそれだけでも一篇の物語の感があります。そんな鈴木本部長のパワハラ貧乏球団の悲哀を思うさま味わわされた彼ですが、意外というか性格上当然というべきか保留は一回もなかったはずです。下の人間は年俸交渉しづらかっただろうなあ。当時は男気だ美徳だと持て囃していましたが、新球場移転で財政状況好転させてからのカープの黄金時代を味わった身からすると完全にカープの成績低迷の遠因じゃないかなぁこれ。武士は食わねど高楊枝の瘦せ我慢は周りにも迷惑かけるんだと周知しないといけませんね。

カエサル

カエサル Gaius Julius Caesar
 西暦前102頃~AUC797(44)年。ローマの政治家。
 クラッスス*3ポンペイウス*4と結んで第1次三頭政治を行い(前60)、9年間にわたるガリア遠征のなかで、巧みな戦術で諸種族を撃破、100万人の住民を奴隷とする。この結果、莫大な借財を返済して、ローマ最大の富豪となり、見世物・パンを提供して、貧民の人気を得る。クラッススの死後、ポンペイウスと内戦に突入し(前49)、ポンペイウス軍や元老院派をエジプト・北アフリカなど各地で破り、就寝の独裁官となる(前44)。この間、貧民・兵士への土地分配、太陽暦の採用などを行う。しかし、共和政の形骸化と彼の王への野望を恐れたブルトゥス*5などに暗殺された。平易明快な文章で『ガリア戦記』などを著わし、弁舌にもすぐれていた。彼の名は皇帝(カイザー(独)・ツァーリ(露))を意味し、今日まで残っている。(『コンサイス人名辞典 外国篇』より引用)


 西洋に皇帝の概念をもたらしてその名を刻んだ偉大なる統治者ユリウス=カエサル。偉大過ぎてか逆にフィクションとかミームとかのネタにされてない気がするのはただ単に私の不勉強でしょうか。彼の事績を不勉強ながらに略述・・・とする予定だったんですが、wikipediaの記述すら理解するの手間取る有様だったので大人しくギブアップ。今度塩野七生先生の本でも読んで勉強しときます。

今こそ立ち上がる瞬間一縷の光が射す

 性善説の医療システムの中で育まれた怪物脳外科竹田くん、契約保留リストの面々に同情の集まりまくる暗黒貧乏球団にあって武士は食わねど高楊枝を貫いた侍前田智徳、自由闊達な議論を愛する共和政ローマから生まれた専制皇帝カエサルと極端すぎる環境は真逆のタレントを磨き上げてしまうのでしょうね。そう考えると性に不寛容なはずの日本から数々の名作AVや変態アニメなんかが生まれたのは必然とも言えるでしょう。それはそれで寿ぐべきことなんですが、冒頭にあげたような点数稼ぎに伝統芸能が潰されるような暗黒社会を許してはなりません。当サイトは表現規制警察利権を心より唾棄すべき旧体制と糾弾いたします。


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*1:脳外科医。その傲慢で無責任な態度と医療技術の不足から医局を放逐され、所属病院を転々とする。赤池市民病院では8件の医療事故を起こし手術禁止処分を出される羽目に。その腹いせで上司を殺人未遂で訴え、経営陣とも処分撤回を求めるなど係争の果てに依願退職。新天地でも医療事故を起こすなど問題児ぶりは健在。

*2:赤池市民病院脳外科長。性善説での指導が竹田の暴走を招き、最終的に竹田から殺人未遂で訴えられ、さらには彼の医療事故の責任転嫁されるなど踏んだり蹴ったりの目に遭っている。

*3:Marcus Licinius Crassus。コンスル。父プブリウス・リキニウス・クラッスス、母ウェヌレイア。マリウス派により父を討たれヒスパニアに逃亡。スッラの配下として復仇を果たすと、彼の後継者として台頭。第三次奴隷戦争に勝利し、元老院からの支持によりコンスルに選出されるも、市民集会に擁立されたポンペイウスと対立。カエサルの仲介により三頭政治を実現しローマの実権を握るも、パルティア遠征の途上カルラエの戦いで敗死。

*4:Gnaeus Pompeius Magnus。コンスル。父グナエウス・ポンペイウス・ストラボ 。シキリアやアフリカでのポプラレスの征討の功によりインペラトルの称号を得、セルトリウスの反乱及び第三次奴隷戦争での活躍によりコンスル就任。以降もミトリダス6世の征討やオリエント征服などの功を挙げローマの第一人者となりクラッススカエサルと共に三頭政治を展開。クラッスス死後はカエサルとローマの主導権を争うもローマ内戦でファルサルスの戦いにて敗死。

*5:Marcus Junius Brutus。首都法務官。父マルクス・ユニウス・ブルトゥス・マイヨル、母セルウィリア・カエピオニス。元老院派としてカエサルと対立するも、ローマ内戦でのファルサルスの戦いを期に臣従。ガリア総督や法務官に任じられるなど重用されるも、その独裁的姿勢を憎み暗殺計画に参加。カエサル死後の第二回三頭政治では逼塞し反乱を起こすもフィリッピの戦いに敗死。