脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『古書街を歩く』

「マンガ図書館Z」閉鎖の内部事情を赤松議員が解説、突如として契約解約を通知してきたのは…… – U-1 NEWS.
金融屋に品性とか理念なんてもんを求める方が野暮。決済代行も国家権力が掌握すべき時代が来てるのかもしれませんね。


 ライフハック!ラーメンの麺少な目にすればセットのからあげ定食頼んでも胃もたれしないことに気付きました!!・・・うん、だから痩せれないんだぞ、俺。

影追い古書街人知れず駆けた

 世に趣味沼数あれど、その中でも圧倒的歴史と深さを誇る名沼が一つ。その名を古本マニア。その滑稽ながらも矜り高き生態を鬼才紀田順一郎が語り尽くす!


 唐沢俊一追悼で彼がタネ本としていたと思しき紀田順一郎氏の名エッセイを読了。半世紀近く前のお話なので完全に今は昔のエピソード群ではありますが、愛すべき愛書狂達の悲喜こもごものトンデモエピソードから真っ当な古書知識まで幅広く扱ってくれているので最後まで飽きずに非常に楽しく読めます。今となっては全く想像すらできない一大古書ブーム只中の熱気も感じられて羨ましい限りです。という訳で、世の愛書狂必読の一冊と確信する見事な傑作エッセイですので、皆さんも是非読んで古書沼に足を踏み入れましょう。

どこだ回廊の果て陽だまりはどっちだ

 BOOKOFFを筆頭とする新古書店が駆逐され、その新古書店群すらAMAZONに蹂躙され青息吐息の古書業界。それを考えると、街角に古書店というか雑本屋が乱立していた奇跡の時代にギリギリ間に合った少年時代は何と芳醇なものだったんだろうかと感慨しきり。AMAZONでどんな稀覯本にもたやすくアクセスできるようになった現代も素晴らしくはあるんですが、文字通りのゴミの山から自分だけの宝物を掘り出すあの快感こそが、愛書狂への一里塚だったのは間違いありません。正直厳しいのは百も承知ですが、今の子どもたちにもあの体験をさせてあげたいなあ。


www.youtube.com