おーるじゃんる : 【悲報】斎藤知事、40万の高級革ジャンおねだり失敗の画像あり「これはいい。もらえないか」革製品生産の業者「無理です」
維新の成し遂げてくれた偉業と政策(教育・文化の軽視は除く)には賛同できるんですが、自分が直接知ってる数人の維新関係者の人間性を思い返すと、絶対に応援したらダメな党だとなる。
いい思い出も悪い思い出も過積載な昔の雇い主さんの訃報が飛び込んできました。30代後半の血気盛んさと小賢しさの同居する一番面倒くさい時期にたっぷり迷惑をかけてしまい、今となってはこっぱずかしい失敗ばかりしていたのが忘れられません。いつかまたずっと先に会うときにはあんたのお陰でここまで立派になれましたと胸を張れていたらいいなあ。
重なり合った出会いは俺を吞み込んでいく
城戸村に住まう戦災孤児の少年信は親友の漂と共に里典の下僕として「天下の大将軍」を夢見て暮らしていた。そんな中漂が秦王政の影武者としてスカウトされた時物語は動き始める。後の始皇帝とその「金剛の剣」李信。彼らの想いは中華にどんな大炎を燃え盛らせるのか。
逆張り大魔神な所為で敬遠していたキングダムを今更やっとに読了。3か月半ほどかけてようやく最新刊まで追いつきました。感想は少年漫画と歴史漫画の絶妙なマリアージュな大傑作。男の子の血の滾る超人大決戦と歴史の醍醐味を感じれる大河ドラマとを一度に堪能できるのだからたまりません。また舞台が古代という事で、たった一行の記述を無限に膨らませる作者の才能が大爆発してます。「活躍がほとんど見られないのに史書に名前が残ってるからには逆に凄い人だったに違いない」って言って王騎を誕生させたり、「男だとは明言されてない」っていって羌瘣や楊端和を爆誕させたりといい意味でやりたい放題が過ぎます。逆に言えば、横山光輝だったら150頁程度で済ます程度の歴史を70巻強に膨らませてるので途中途中中々にだれたり*1はしますが、それも気にならないくらいに熱い展開の連続で最高です。個人的に好きなのは多陣営の思惑と意地と個性のぶつかり合う函谷関の戦いや、政が八面六臂の大活躍な蕞防衛戦、桓騎一家の散華がもの悲しくも美しい肥下の戦い辺りです。歴史クラスタの一員として古代中国史の入口に最適な一冊ですし、そうでなくても少年漫画として最高の作品です。皆さんは自分みたいに逆張りで名作との出会いを逃すことゆめありませんように。