【悲報】長崎原爆の平和祈念式典を米英含む6か国が欠席「政治問題化したくないから」:キニ速
この繊細な時期に何やらかしてくれてんねんと。そう考えると広島の歴代市長さんは色々言われながらもなんだかんだバランス感覚あったんだなあと。
仲のいい女性陣と会食・・・はいいんですが、そんなに飲んだつもりもないのにべろべろに泥酔。元々酒には弱いんで気のおけない仲間と飲んだら覿面潰れるんですが、女性の前でこんなになったの初めてだなあ。これは進歩なんでしょうか老化退化なんでしょうか。
アンダンテだった日々に吹いた出会いはつむじ風みたい
ウマ娘
ヤマニンゼファー
自然に親しみ、風を愛するふんわりウマ娘だがひとたびレースとなると、疾風のごとき走りで周囲を圧倒する一面も持つ。幼い頃に見たマイルレースで他を圧倒したとあるウマ娘に強く憧れており、彼女のような『風』になりたいと望んでいる。(公式HPより修整引用)
cv.今泉りおな*1
風を愛する天然系美少女。むなもとが大きく開いて大胆にデコルテを露出した勝負服が実に煽情的。性格はド天然な不思議チャンと負けず嫌いの戦闘狂が違和感なく同居するなかなか不思議なキャラ造形。シナリオはバクシンオーとバチバチにやり合ったりテイオーとすれ違いながらもともに高みを目指したらりと比較的人間関係の描写濃密のはずなんですが、如何せん本人が大概ド天然なのであまり盛り上がらず薄味。パーマー→ヘリオス→ルビー→ミラクル→ゼファーと続く片想いの連鎖もこちらも本人の(以下略)。まあ本人はなんだかわからないけど不思議と楽しそうだからいいか。
原作
ヤマニンゼファー
昭和六十三(1988)~平成二十九(2017)年。品種:サラブレッド、性別:牡、毛色:鹿毛。父ニホンピロウイナー*2、母ヤマニンポリシー*3、母の父Blushing Groom*4。生国:日本(北海道新冠町)、生産者:錦岡牧場。馬主:土井宏二*5→土井肇*6、調教師:栗田博憲*7(美浦)。
日本の競走馬、種牡馬。中央競馬にて2度の安田記念、天皇賞(秋)で優勝、更にスプリンターズステークスでも2年連続で2着の成績を残すなど、1200メートルの短距離から2000メートルの中距離まで幅広い距離で活躍した。1993年度JRA賞最優秀5歳以上牡馬、 最優秀短距離馬および最優秀父内国産馬。馬名の「ヤマニン」は馬主の一族が使用する冠名、「ゼファー」はギリシャ神話に登場する西風の神ゼピュロスの英語読み。生産者である土井睦秋*8の妻*9が、自宅にあった化粧品の名前から借用したものである。(wikipediaより修整引用)
グランアレグリアの三階級制覇挑戦の時によく名前を聞いた気が。個人的にはヒーロー列伝の「そよ風、というには強烈すぎた」のキャッチコピーが非常にお気に入りです。改めてその戦績を見ると、骨膜炎でデビューが遅れに遅れ4歳(現3歳)の3月デビュー。以降は条件戦は順調に勝ち上がるも重賞だと健闘、GⅠでは惨敗の典型的なオープン馬の戦績。5歳の安田記念もそんな訳で11番人気の低評価。そこからまさかの大番狂わせでGⅠ初制覇すると、続く秋はマイルCS・スプリンターズSで善戦。翌年も安田記念を連覇し、その勢いで秋天も制覇、続くスプリンターズSも勝って三階級制覇をもくろむも、完全覚醒を果たしたサクラバクシンオーに完敗。距離適性の壁の厚さを思い知らされるのでした。つーかニシノフラワーとかサクラバクシンオーとか当時の短距離のスペシャリストが化物過ぎただけの気もしなくはありませんが。
馬名の由来
ゼピュロス Ζέφυρος
西風の神である。英語ではゼファー (Zephyr)。フランス語とロシア語ではゼフィール (Zéphyr)。アネモイの中で最も温和なゼピュロスは、春の訪れを告げる豊穣の風として知られている。ゼピュロスはトラーキアの洞窟に住んでいると考えられていた。
ゼピュロスは異なる物語の中で、幾人もの妻を持っていたと伝えられている。ゼピュロスは姉妹である虹の女神イーリス*10の夫であると言われていた。また、ゼピュロスはニュンペー(ニンフ)のクローリス*11を強引に攫ったが、誘拐後に自らの罪を悔いて彼女を神の地位に押し上げ(神への昇格を主神に願い出て許しを得)、これによって花の春の女神フローラ*12が誕生した。このクローリスこと女神フローラとの間には、果実の神カルポス*13を設けている。ゼピュロスは兄弟であるボレアース*14と、クローリスの愛を巡って争い、最後にクローリスの歓心を勝ち取ったと伝えられている。更に別の姉妹にして愛人でもあったハルピュイアの一人であるポダルゲー*15(ケライノーとしても知られる)との間に、アキレウス*16の馬であるバリオス*17とクサントス*18を設けたとも伝えられている。
現存する神話のうちでゼピュロスが最も重要な役割を演じるのはヒュアキントス*19の物語である。ヒュアキントスは美貌と強壮で鳴らしたスパルタの王子であった。ヒュアキントスに恋したゼピュロスは彼を求め、アポローン*20も同様であった。2柱は少年への愛を競ったが、ヒュアキントスはアポローンを選び、ゼピュロスは嫉妬に狂わんばかりとなった。のちに円盤投げをしているアポローンとヒュアキントスを見付けたゼピュロスは、一陣の突風を彼らに吹き付け、落下した円盤を少年の頭に打ち付けた。ヒュアキントスが死ぬとアポローンはヒュアキントスの血からヒヤシンスの花を創造した。
エロース*21とプシューケー*22の物語では、ゼピュロスはエロースのためにプシューケーをエロースの洞窟に送り届けていた。
ローマ神話においてゼピュロスに相当する神格は、植物と花々の支配者であるファウォーニウス*23 (Favonius) であった。この語は「好意」を意味し、また、古代ローマ文化圏における一般的な男子名でもあった。 (wikipediaより修整引用)
馬主の土井一族の屋号たる「ヤマニン」に奥様愛用の香水の名前からゼファー=西風の神ゼピュロスの名を合わせた馬名。ギリシアでは西風は地中海を渡る穏やかな風なんで上述のキャッチコピーの「ゼファー=そよ風」が成り立つんですね。で、そのゼピュロスさんですが、一番有名なエピソードがアポロンと美少年ヒュアキントスの仲に嫉妬して、円盤投げに興じてるを妨害しヒュアキントスを殺してしまうというもの。ギリシャ神話は何というか色事方面で大概なエピソード多いなあ。
そよ風ざわめいて青嵐へと育って透明な強さミライのありかへ
技術レベルの向上により専門化が進む競馬界。短距離マイル中距離長距離と棲み分けが進みつつありますが、個人的にはどんな条件でも万能に戦うことのできるオールラウンダーこそが真の強者だと信じて疑いません。ギャンブル的にもブラッドスポーツ的にも一切需要はなさそうですが、同一メンバーで条件やコースの違うレースをラウンドするF1形式の大会も一度見てみたいものです。
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*1:アーツビジョン所属。代表作:アオ(『魔界戦記ディスガイア7』)、苺イチエ(『九死一生ゲーム』)、北川みらい(『成瀬は信じた道をいく』)他。
*2:生涯成績:26戦16勝、獲得賞金:4億8322万1400円。父スティールハート、母ニホンピロエバート、母の父チャイナロック。主な勝鞍:安田記念(1985)・マイルCS('84・'85)。主な産駒:フラワーパーク・メガスターダム・ファンドリショウリ。
*3:生涯成績:19戦1勝。父Blushing Groom、母ヤマホウユウ、母の父ガーサント。主な産駒: ヤマニンサイクロン・ヤマニンミッション・ヤマニンリコッシェ。
*4:生涯成績:10戦7勝、獲得賞金:1,742,000ドル・16,120ポンド。父Red God、母Runaway Bride、母の父Wild Risk。主な勝鞍:プール・デッセ・デ・プーラン (1977)・ロベールパパン賞('76)・モルニ賞('76)・サラマンドル賞('76)・仏グランクリテリウム('76)。主な産駒:Nashwan・Rainbow Quest・Arazi。
*5:土井商事初代社長。日本製鋼所を経て土井航空機工業を設立。戦後土井産業や土井商事を設立し土井家の隆盛の基礎を築いた。主な所有馬:ヤマニンモアー・ヤマニンウエーブ・ヤマニン。
*6:大万証券取締役会長。土井商事を経て大万証券社長に就任。退任後土井商事社長に就任するも、不祥事による混乱を収集する為大万証券に復帰。問題解決後に駒田博明に禅譲し会長職に退いた。主な所有馬:ヤマニンアンプリメ・ヤマニンシュクル・ヤマニンキングリー。
*7:通算成績:6418戦571勝。主な管理馬:イスラボニータ・シンコウフォレスト・タレンティドガール。
*8:錦岡牧場第2代社長。錦岡牧場の新冠移転時に牧場を引き継ぎ、一時は低迷するも1980年代後半に繁殖ノウハウを確立して名門牧場の仲間入りを果たした。
*9:土井久美子。錦岡牧場代表取締役社長。夫の死後錦岡牧場を引き継ぎ名門を維持。
*10:Ἶρις。父タウマース、母エーレクトラー。夫にゼピュロス、子にポートス。虹の女神。ヘラの腹心として伝令使を勤める。後にアルクスと習合。
*11:夫にゼピュロス、子にカルポス。ニンフであったがその美貌をゼピュロスに見初められ拉致され夫人とされ、花と春を司る女神となった。後にフローラと習合。
*12:Flōra。花と春と豊穣を司る女神。ユーノーに触れた女が自然に子を身籠もる魔法の花を与えマールスの誕生を助けた。後にクローリスと習合。
*13:父ゼピュロス、母クローリス。
*14:Βορέας。父アストライオス、母エーオース。北風の神としてその粗暴さで知られ、アーナイの王女オーレイテュイアを拉致し妻とするなどした。
*15:Ποδαργη。ハルピュイア。夫にゼピュロス、子にバリオス・クサントス。
*16:Ἀχιλλεύς。父ペーレウス、母テティス。母にステュクス川に漬けられ踵以外不死身の体を得る。長じてからはギリシア勢としてトロイア戦争に参戦し、ヘクトール・ペンテシレイア・メムノーンなどを打ち取るなどの功績を挙げるも、スカイアイ門の戦いで イーリオスの王子パリスに弱点の踵を射られ戦死。
*17:Βάλιος。父ゼピュロス、母ポダルゲー。ポセイドンからアキレウスに贈られた名馬。クサントスとペーダソスと共にアキレウスの戦車を牽きトロイア戦争での彼の活躍を支えた。
*18:Ξάνθος。父ゼピュロス、母ポダルゲー。ポセイドンからアキレウスに贈られた名馬。バリオスとペーダソスと共にアキレウスの戦車を牽きトロイア戦争での彼の活躍を支えた。
*19:Ὑάκινθος。父アミュクラース、母ディオメーデー。その美貌をアポローンに愛された美少年。アポローンの投げた円盤に誤って当たり死亡し、その血からヒヤシンスが誕生した。
*20:ΑΠΟΛΛΩΝ。父ゼウス、母レートー。オリュンポス十二神の一柱。光明や芸術や予言を司る。父譲りの好色で数々の女神と浮名を流す。後にヘリオスと習合。
*21:Ἔρως。父アレース、母アプロディーテー。恋心と性愛を司る神。アプロディーテーに仕える忠実な従者であるが、人の恋愛感情を操る弓矢を徒に扱い様々なトラブルを巻き起こした。後にクピードーと習合。
*22:Ψυχή。夫にクピードー、子にウォルプタース。人の身ながらもその美貌からクピードーの寵愛を受けるも、姑のウェヌスの嫉妬を買い様々な苦難に遭いながらも、夫の尽力により列神した。
*23:西風の神にして植物と花々の支配者。後にゼピュロスと習合。