脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『高慢と偏見』

肝硬変で死にそうになってる金バエさんの生態 医者にドン引きされる「医者になって1番の学びは、本当の弱者は皆が救いたいような姿をしてないってことやなあ。」:ハムスター速報
真面目な人が福祉業界に来て心折れて去っていく原因の九割がこれじゃないかなあ。風俗産業と同じで「どんなクリーチャーでも(出所がどこからであろうと)金払いさえよければ上客」って開き直れないとマジで病みます。


 バッドエンドだったり打ち切りだったり大団円だったり結末は様々ですが、抱えていたビッグプロジェクトの殆どにケリがつきました。という訳で新規開拓しないとあっという間に干上がりそうなのでこの夏は営業の夏にするぞと。皆さまお座席かかるのお待ちしてますね❤

儚く散った光が僕らを今呼び覚ます

 田舎町ロングボーンに住まうベネット一家。結婚適齢期の女の子4人を抱えた一家の目下の悩みは彼女たちの嫁ぎ先。そんな中に引っ越してきた独身のイケメン資産家のビングリーとその友人連。さあ彼女たちは無事ネギをしょってきた鴨を上手く料理できるのか。


 『バーナード嬢曰く』で『高慢と偏見とゾンビ』が紹介されてたのでその元ネタという事で気になって手に取った一冊。ネットの書評でも繊細な文章と人間描写が魅力と大激賞だったので期待して読んでみたんですが、結果は・・・地獄。上巻はかろうじて根性で読み切ったんですが、下巻に入ったところでたまらずギブアップ。なんだこの翻訳のゴミさは。直訳調で抑揚にかける平坦な文章で繊細な感情の機微を表現できるはずもなく、そこに出来上がったのは物語の起伏にも奇想にも乏しいただただ下手くそな文章を読ませられる苦行。子供もビブリオマニアなんて因業な生物に育てたくないなら是非これを読ませましょう。

深く愛する勇気と希望強く感じるこの記憶が

 とは言いつつも、読んでて原著では玄妙な感情が美しく表現されてるんだろうなあって感じさせらることもしばしばだったので、完全に訳者ガチャで大外れ退いただけだと思います。水彩画を復元するのにポスターカラーを使うなボケナス。という訳でまともな訳者でリベンジしたくなる一冊でした。皆さんおススメの版あったら是非教えてください。


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