2022年のG1で1番の名レース:ハロン棒ch -競馬まとめ-
春秋天皇杯と宝塚記念。大逃げがいてくれると一気にエンタメ度が増す気がします。
あけましておめでとうございます。本年も倍旧のご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
悪を倒すぞ
幼き日に両親を球電による怪現象で失い、生涯を球電研究に捧げんと欲する陳、新概念兵器の実用化に執着する林雲、そして天才理論物理学者丁儀。三人の道程と思惑が交わる時世界はどんな素顔を見せるのか。
死神永生できれいに完結し、世界最強に豪華な公式(後付け)二次創作で補完もされた三体にさらに前日譚が!ってなんというかまあ出版不況の世知辛さを感じざるを得ませんが、そんなメタな苦笑部分を除けば、いつもも劉慈欣で安心安定の完成度。球電って些末と言えば些末な怪現象がイーガン的エスカレーションの果てに壮大かつ哲学的な世界観と詩的な終焉にたどり着くんだから、読んでて感動の一語です。中盤中だるみしかけたところに天才科学者丁儀の登場で閉塞感を打開して一気に物語も研究も進んでいくんだから、そら主人公も拗ねるわなあと。世の中えてしてそんなもんだと言ってしまえばそうなのかもしれませんが。という訳で快進撃の止まらない大劉。今年日本語訳が予定されているデビュー長編含め、まだまだ未訳の作品群が眠っているようですし、ファンとしては首を長くして待たざるを得ません。その為にもガンバレ大森望。
若い希望が虹を描き
世界でも躍進著しい中華SF。良くも悪くもイチローとか大谷とかの「変化球」で世界を驚嘆させる日本のエンタメとは違い、真正面から殴りかかって王道でねじ伏せる感が流石大陸的スケールと素直に頭を垂れざるを得ません。願わくは、一刻も早く中共といういびつなシステムを捨てさり、日本が素直に「属国」としてスネ夫ムーブができるような中華秩序を再構築してくれますことを。
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