脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『従軍慰安婦』

立憲民主党も枝野幸男はじめ14人が壺と関係「旧統一教会の関係と認識していなかった」:ハムスター速報
相変わらずのブーメラン芸は健在。もはや伝統芸能です。


 世の中声を荒げればそれで押し通せるって人意外と多いんだなあとちょっとびっくり。恫喝は他に対抗手段ない時の苦肉の策でしかないってのは少し人生経験積めばわかりそうなものなんですが。

北は青森から南は沖縄売られ買われて今日も旅行く

日本の慰安婦
 旧日本軍の慰安婦、いわゆる従軍慰安婦。「慰安」とは、一般に「心をなぐさめ、労をねぎらうこと。また、そのような事柄」「日頃の労をねぎらって楽しませること」を意味し、慰安婦とは「戦地で将兵の性の相手をする女性」という意味である。
 国家による管理売春は公娼制度といい、慰安婦慰安所公娼制の一種と考えられている。軍人に対し売春を行っていた婦女は日本に限らず、米国、韓国、ドイツ、フランスなど多くの国で存在していた。日本では慰安婦制度を作った軍と委託していた民間業者との関係性や制度の管理・運営、慰安婦たちの置かれた環境や境遇や報酬体制、また強制連行や強制性の有無、占領現地の軍政下の慰安所に於ける慰安婦の扱いなど多岐に渡って研究されている。(wikipediaより修整引用)


 最近左巻きの人と接する機会が多かったので思い立って再読。感想は当時と変わらず、丁寧な史料収集のなされた真面目な研究が、根底を流れる思想の為に思いっきり歪められてて正直見るに堪えないなあと。史料収集に関しては間違いなく一級品なので今後社会史として「戦時下における広義の公娼制度について」なんて研究する人にとっては必読なんではないでしょうか。左右どっちかのケツ持ちなしにそんな危ない橋渡れる人がいるかどうかは果てしなく疑問ですが。

違うお国訛りで慰め合いながら

 最近話題のAV新法問題にも通じる差別感情として、この本で語られる「その女性の前に労働者、専門職、自営業など自由な職業選択の道が開かれているとすれば、慰安婦となる道を選ぶ女性がいるはずはないからである。たとえ本人が、自由意思でその道を選んだようにみえるときでも、実は、植民地支配、貧困、失業など何らかの強制の結果なのだ」という強い偏見こそが、すべての諸悪の根源な気がします。こう信じ切ってる人と自身の仕事に多少なりともプライド持ってる人とが話噛み合うはずねーよなあと。


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