『日本の美を求めて』

【KDDI】au社長、損害賠償回避に全力を出すことを表明「一律に補償するということは回答を持ち合わせていない」「利用しづらいだけで全く利用できないわけではない」:ハムスター速報
まさかソフバンが一番ましなんて言うことになる日が来ようとは。

　ハッピーバースデイ俺。41歳ともなると正直なんの感慨もわきませんが、とりあえずは無理せずのんびりと頑張っていければなあと。

作者:東山魁夷
講談社

悲しいときは空を見て誰も悪くないと言おう

　日本画壇のオーソリティ東山魁夷の語る日本の美についての憧憬と賛歌。我々は日本美の根源にたどり着くことができるのか。

　『古寺巡礼』に引き続いて、美の巨人による日本人の美学を追求するエッセイに挑戦。感想は「和辻哲郎って凄まじく文章美味かったんだなあ」と。所詮本業画家の方によるあごあし付きのお気楽地方講演の文章起こしに何を期待するんだと言われそうですが、まあ読みづらいし内容頭に入ってこないしと、自分があまり興味のない分野なのを差し引いても惨憺たる読後感。下手に巨匠な分編集者が赤入れできなかったんだろうなあってのも伝わってそこもトホホ。やっぱり慣れてない分野を読むときは大人しくその分野の一番の売れ筋作家を読むべきですねと反省しきり。という訳で、信者補正があればもしかしたら楽しく読めるかもしれない一冊です。