脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『最前線指揮官の太平洋戦争』

ロシアの将軍、演説中にウクライナのスナイパーに射殺される:哲学ニュースnwk
近代戦争は英雄譚とは無縁の味気ないものだとばかり思ってましたが、泣けるのから笑えるのまでエピソード満載過ぎ。プーチン王朝崩壊後のエンタメ業界は当分ネタには困りませんね。


 今の会社潰れたらどこで働こうなんて話をしていたら、悪友兼盟友の弁護士先生より、「ケツ持ちしてやるからちょっとグレーな何でも屋やったらどうだ」のお誘いが・・・。20年前留年してくすぶってた時に占有屋にスカウトされたの思い出すなあ。

理想や夢の全てを片っ端から捨てても

 春日均・南部伸清・今村正己・左近允尚正・坂本金美・高橋定・入佐俊家・吉見信一。信念とともに大東亜戦争を戦い抜いた8人の勇者たちの物語。


 読むものに迷ったら戦記物。というわけで、安定安心の光人社NF文庫から海軍人物伝をつらつらと。正直「無名」*1な人ばかりで派手だったり有名なエピソードには欠けますが、その分新鮮なエピソードばかりで楽しく読めます。基本登場人物が最前線指揮官というか中間管理職ばかりなので、人間臭い話が多くそれも好印象。・・・基本戦記物は読みやすくて満足度も高いのですが、なぜか不思議と読後感が薄いので、今思い出して*2感想書こうと思うと地味に一苦労。まあとりあえず、それが倫理的に正しいかどうかはさておき楽しく読める一冊ですので気楽にどうぞ。

「無限の希望を信じろ」今でははかない蜃気楼

 まさか21世紀に入って四半世紀になろうかというこの時代に、戦記物のネタがゴロゴロ拾えてしまうような羽目になろうとは。願わくはその物語集に日本人が主人公な一節が加わりませんことを


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*1:自分が広島生まれな分今村正己をどっかで聞いたことがあったくらい

*2:読了日は約2か月前