脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『世界の歴史⑦~宋と中央ユーラシア』

【やったもん勝ち】浅草の商店街、公道を不法占拠して建てられたものだった…クソ商店街は署名を集めて居座る模様:ハムスター速報
上野のストリップ劇場休業に追い込んだり、ピンサロに嫌がらせの摘発したりと台東区は最近クリーン作戦にかなり熱心ですね。悪所の排除は地域の魅力と活力を削ぐだけだと思うけどなあ。


 夏到来!という訳で、今年もついに半袖デビュー。ジャケットやネクタイがないと一気に勤労意欲というか緊張感がなくなるのでしばらくは開店休業です。

大地、ってやつだな風が渡っていく

 北宋南宋・高麗・天山・遼・金・西夏、漢・朝鮮・ウイグル・キタン・ジュシェン・タングートが1000~1300年代に東・中央アジアで勃興した諸民族の物語。


 知られているようで意外と知られていない宋とその時代の周辺国家群のお話。前半の宋パートは著者の自分に酔っぱらったようなポエム調がだいぶ気に障りますが、後半の周辺国家群パートは実に読み応えあり。特に今話題のウイグルがどのような「国家」を運営していたのかはぜひ知っておくべき内容。高校世界史で単語だけ習ったあの国々に血が通い始めること間違いなしです。

そんなきみの声が聞こえてくる

 ウイグルの解放を!欧米も興味津々で第三次世界大戦の火種にもなりかねない燃え方しているウイグル問題。それ自体はじつに喜ばしいことなんですが、あんたらチベットの時はだんまり決め込んでたじゃんかようと小一時間。被害者が純粋なモンゴロイドかかなりコーカソイドの血が入ってるかでここまで国際世論の同情の引き具合が違うんだとちょっとがっかり。こういうこと思うと、白人さんは本質的に差別主義者なんでしょうね。

遠くでBoogieが聴こえる

遠くでBoogieが聴こえる

  • アーティスト:時任三郎
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