脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『「改革」はどこへ行った?~民主党政権にチャンスはあるのか』

痛いニュース(ノ∀`) : 漢字廃止論者 「韓国みたいに廃止できた国は素直に羨ましいと思う」と漢字を使って主張 - ライブドアブログ
これやるくらいなら大人しく公用語英語にした方が百倍まし。日本語は漢字かな混じりの表記法に依存しすぎてます。・・・先物買いで中国語もありかも。


 非常事態宣言に伴う自粛に伴い、私の勤労意欲も絶賛自粛中。早よ解除してくれないとなけなしの社会人適性が消滅してしまいそうな気がします。


聖剣ⅢToM進捗

「改革」はどこへ行った?

「改革」はどこへ行った?

悪魔にすら見放されるのさ、もちろん

 小泉政権において構造改革の旗手となり失われた十年を終わらせた英雄竹中平蔵。改革の果実を無残に踏みにじる民主党政権を彼はどう見ているのか?


 今となっては非正規雇用化を推進した日本衰退の大戦犯扱いの竹中平蔵がまだぎりぎり小泉時代の栄光と人気を保っていた時代の一冊。タイトルでは民主党政権への直言って感じですが、実際には小泉が端緒をつけた構造改革の道程を見事に捻じ曲げた麻生への怨嗟が実に印象的。相当肚に据えかねたんだろうなあってのがひしひしと伝わってきます。そんな感情論を除けば、論調は見事に首尾一貫していて、財政健全化とその手段としての小さな政府の必要性を理路整然と語りかけてきます。こんだけ有能な人をブレーンに抱えれてたらそら小泉政権も怖いものなしだわと再確認。最近では過度の財政健全化路線はむしろ害悪って風潮になりつつありますが、だからこそ今読み直す価値のある一冊だと思います。ポピュリズムの権化の側近だっただけあって、凄まじく読みやすい読み口ですしね。

そろそろ、ねえ、もう恐れるのはやめてみんなで登るこの山を

 コロナ禍にあって財政健全化路線に固執して大惨事を招きつつある麻生財政。「持たざる者」としてはバンバン財政出動してインフレ起こしちまえと思うんですが、上級国民さんが既得権益揺るがすような真似するはずありませんよね。そう考えると日本にもそろそろ革命は必要なのかもしれない


楽曲無料公開 ByeBye売国 竹中平蔵 ご自由にお使いください

帰ってきた今日の一行知識

企業の時価総額で世界トップ50に入っている日本企業はトヨタ自動車だけ

バブル華やかなりし平成初年度は過半数が日本企業だったのが夢のよう。これが衰退局面って奴なんですね。ヨーロッパの皆さん今まで指さして笑っててサーセンでした。