女の多い職場、ガチでめんどくさい : りぷらい速報
そんなあなたに医療業界。覿面女嫌いになれますよ
仕事で遅くなって新橋を夜10時過ぎに通るとそこには暇を持て余した客引きのの群れ。通行人よりはるかに多いその数は色々無常を感じさせられました。早くあの猥雑な日常が戻るといいなあ。
- 作者:今泉 忠義
- 発売日: 2000/11/10
- メディア: 文庫
女千人抱くといいわ
源氏物語
平安時代の物語。紫式部*1作。54巻。長保三(1001)年以降、寛弘七('10)年頃までに成立。
主人公光源氏*2は次々と女性を愛するなかで、父の后藤壺*3と密通、冷泉帝*4が生れて栄華を極める(第1部)。しかし晩年、今度は若い妻*5に密通され、最愛の紫の上*6を失う(第2部)。第3部のうち「宇治十帖」とよばれる巻々は、その密通によって生れた薫*7と宇治の姫君たちの物語。伝本は、青表紙本、河内本、そのどちらにも属さないものに分れる。成立時から評価が高く、更生の文学をはじめとする諸芸術に与えた影響は大きい。(『岩波日本史辞典』より引用)
営業先のマダムがえらくご執心だったので自分も食わず嫌いせずに読んでみんべかと手を出してみましたところ大失敗。訳者が大家の文学博士で誰もツッコミ入れれなかったんだろうなぁってのが丸わかりの、稚拙というのもおこがましいヘッタクソな文章はまあ許すにしても、主人公の光源氏のクズっぷりが限界突破で正直もうこらあかんわと。しかも中途半端に女子の考える憧れのイケメン御曹司成分も入って不快感MAX。どうしてこいつが日本文学史上有数のプレイボーイとして名をはせているのか全く理解ができません。きっとこれって恋愛上級者向けの作品なんですよね。自分のようなド素人が手を出すもんじゃありませんでした。つるかめつるかめ。
桜散る頃逢う夜はわたくし一人のあなたでしょう
上のような問題は読む前から想像しつつもそれでもちょっと楽しみにしてたのは豊富な注釈と模範解答付きで何とか理解した気になれる原文読解。しかしながら、この講談社学術文庫版は現代語訳だけで原文一切載せないという嫌がらせのような仕様。需要も紙幅もないのは分かるんですが、そこは「学術」名乗ってるんだから最後の矜持として併裁しとこうよう
「女の源氏物語」、唄:森若里子さん:ガイドボーカル入り
*1:中宮彰子女房。父藤原為時、母藤原為信女。夫に藤原宣孝。子に大弐三位。代表作: 『紫式部日記』(日記)、『紫式部集』(歌集)他。
*2:六条院。太政大臣。父桐壷帝、母桐壷更衣。その美貌と才覚を愛され多くの浮名を流す。不義の子冷泉帝が即位すると准太上天皇の待遇を受け我が世の春を謳歌した。
*3:桐壷帝中宮。子に冷泉帝。桐壷更衣に似た面影を見初められ、桐壷帝に入内。義理の息子光源氏との密通により冷泉帝を生み、国母として尊崇を集めた
*4:天皇。父光源氏、母藤壺中宮。叔父朱雀帝の後を襲い天皇即位。風流心に富んだ善帝として18年の治世を全うした。
*5:女三宮。光源氏継室。父朱雀院、母藤壺女御。子に薫。光源氏に降嫁するも柏木との密通により薫を産んだことにより光源氏の寵を失い出家した。
*6:光源氏夫人。父兵部卿宮、母按察使大納言女。叔母の藤壺に似た面差しを光源氏に見初められ、光源氏の下で成長。長じてからは光源氏の妻となり、その寵愛を欲しいままにした。