『異形の将軍～田中角栄の生涯』

カオスちゃんねる : 【画像】中学受験にかかる塾代が高すぎると話題に
日本も階級社会への道を着々と。ここまでではなかったでしょうが、「子供の教育」に惜しみなく資本投下してくれた両親に感謝。

　秋口から重なりまくってた許可申請祭りがようやく全部大団円。これでしばらくあのにっくき木っ端役人どもの顔を見なくて済むぞ、と。という訳で、これから今度は、経理書類作成祭りの始まり始まり。・・・うん、まだ役所巡りの方が楽だった気がする。

競馬成績・・・R2収支-62880

チャンピオンズC・・・本命クリソベイル-3300
ステイヤーズS・・・本命シルヴァンシャー-2100
チャレンジC・・・本命ブラヴァス-4850
りんくうS・・・本命ジェネティクス+20
ラピスラズリS・・・本命ヒロイックアゲン-100
浜松S・・・本命クーファウェヌス-100

聖剣ⅢToM進捗

2周目宝石の谷ドリアン探索中。主人公の職業：ソーサレス。

異形の将軍田中角栄の生涯上下巻セット

発売日: 2002/11/10
メディア: 新書

このハートの奥深くに膝を抱え眠っている

田中角栄
　大正七(1918)～平成五('93)年。昭和後期の政治家。新潟県出身。
　高等小学校卒業後上京し、苦学して1936中央工学校を終え、理化学研究所に出入りして大きな影響をうける。'43田中土建工業を設立。'47衆議院銀で初当選。以後抜群の記憶力と果断な行動力を武器に政界にのしあがる。第一次岸内閣の郵政相をはじめ政府・自民党の要職を歴任。'72総理大臣に就任するが、'74金脈問題の告発をうけて退陣。'76ロッキード事件の汚職疑惑で逮捕、'83第一審で実刑判決をうけた。裁判途中の発病もあり、政治生命にも終止符がうたれた。（『日本史人物辞典』より引用）

　最近再評価の気運も著しい田中角栄氏の伝記。2001年4月3日から2002年6月29日までの連載っていう、田中真紀子フィーバーに便乗したはいいけど、連載中に失脚しちゃったんで尻切れトンボに・・・っていう裏事情が透けて見えるかのような煮え切らない人物評はなんとも隔靴掻痒の感。「田中角栄の本質は気のいい田舎のおっさん」っていう主題は実に面白くも納得できるものなのですが、いわゆる田中金脈と言われるものに触れそうになると途端にごにょごにょと歯切れが悪くなるのがちょっとなんだかなあ。それを抜きにすれば、『角栄に花束を』の底本の一つと思しき、プレ政界期の立志伝や前述の苦笑混じりに「分かった」としか言いようのなくなるいい意味での下品さとか実に人間田中角栄の魅力にあふれています。稀代の怪人今太閤田中角栄の八方破れの人生を是非ご堪能あれ。

まだ誰もきっと見た事ない星

「お金儲けして何が悪いんですか」by村上世彰。この魂の慟哭を黙殺してしまったことが現在の縮小社会日本の全ての遠因だと思います。清貧なんてのは所詮負け犬の遠吠えのルサンチマンに過ぎません。しっかりと金儲けを目指して必死で足掻こうではありませんか。それで失敗して丸裸になったらそれはそれで笑い話のタネにできますしね。